2015年6月30日火曜日

悪影響を避けるための状況整備

ギリシャがデフォルトに陥るであろう
という予測から、ユーロが売られ、
株安が週明け世界的を襲いました。
しかし今日の東京証券取引所は
昨日より高い終値となり、日本のみ
ならず世界的に安堵している状態
です。

タイミング的なものかもしれませんが、
比較的ユーロ圏の影響が日本には
あまりないからこの結果だと思います。
中国が提唱するアジアインフラ開発
銀行(AIIB)には中国と緊密な関係の
ヨーロッパが参加しています。
デフォルトが発動すると中国経由で
日本にも影響がでるのではと懸念
します。

これは商売の基本かもしれませんが
得意先が偏ることは危険です。
サポートや営業効率的には大きな
得意先を2つ3つ持って事足りれば
楽なのですが、もしどこかひとつが
駄目になった場合大きな影響が
でます。
少し前の日本は輸入、輸出だけでなく
労働力までも中国頼りなところが
ありました。また外国人旅行者数を
2019年までに2,500万人という
目標に対して昨年1,300万人を
突破して喜んでいますが、その半数
近くが中国と韓国で占められている
ことは危険な状況であることを自覚
しなければなりません。

現在は東南アジアとも貿易などが
盛んにはなってきていますが、今後
はアフリカや中東、南アメリカにも
積極に交流する必要があります。
国会を延長して強引に安保法案を
通そうとする自民党には反対ですが
憲法を改正して平和国家という立場
は保持しつつ、日本が世界のあらゆる
所に進出できる状況を作ることも
必用だと思います。