2015年6月22日月曜日

深夜アニメの主題歌は昭和の匂い

昨年私の一番のお気に入りは、アニメ
「デンキ街の本屋さん」の主題歌で
「齧りかけの林檎」竹達彩奈でした。
ここ数年アーティストを支持するファン
だけで盛り上がるヒット曲に嫌気がさし
アニメソングを中心に聞いています。

深夜アニメが定番となる2000年頃
から、アニメソングの大半が昭和の
匂いのするポップな感じが親しみ
やすいことが、その原因です。

たとえば「齧りかけの林檎」は以前にも
述べたとおり昭和歌謡の第一人者
筒美京平氏が作曲しています。
放映中の「ダンジョンに出会いを求める
のは間違っているだろうか?」の
主題歌の作曲も馬飼野康二氏を起用
しています。

馬飼野康二氏は西城秀樹の「激しい恋」
今もCMで流れているキャンディーズの
「暑中お見舞い申し上げます」などの
アイドルや松崎しげる「愛のメモリー」
といった名曲を作曲したこちらも
昭和を代表する作曲家です。

そして深夜アニメの主題歌が昭和の
匂いがする裏付けとして、筒美京平や
馬飼野康二のクレジットを見ないと
気づかないくらい馴染んでいることです。

もちろん75歳の筒美京平氏や67歳の
馬飼野康二氏が高齢者にも関わらず
若いセンスで今も作曲している事実が
凄いことなのですが、最近の音楽に
馴染めないと思っているのでしたら
深夜アニメの主題歌にアタックしてみる
のも一手だと思います。