2017年1月31日火曜日

訪日欧米人旅行者を増やす理由

訪日欧米人を増やし、中国や韓国の事情で訪日旅行者の
人数や経済効果が左右されないようにすべきということで
その案を昨日述べました。

比較的安全な通貨とされている「円」が、今の日銀の
暴走がつづくと暴落する危険性がある中、中国、韓国以外の
訪日旅行者を増やす流れをつくるのは、重要なことなのです。
なぜ重要なのでしょうか?

円が暴落すると日本は国内がデフレにも関わらず、輸入品が
暴騰します。
総合食料自給率は、熱量で換算するカロリーベース39%
金額で換算する生産額ベースで66%です。
円が暴落すると缶コーヒー200円、ハンバーガー300円、
牛丼700円という世界も悪夢ではありません。
そうなるとマクドナルドのような外資系、吉野家のような
材料をアメリカからの輸入に頼る外食チェーンは吹っ飛びます。
輸出は儲けると考えるかもしれませんが、その原料は輸入
されているのです。

この環境になった場合、有利になるのが、訪日旅行者です。
単純に1ドル100円だったものが、1ドル300円になれば、
日本国内の物価が倍あがったとしても、お得感があります。
さぁ、その時になって、欧米人の間隔の中で、日本が
行きやすい国か、行きづらい国かというのは大きな違いです。
アジアからの旅行者にリピーターが多いように、そうなる前に
ビジネスでも格安ツアーでもよいので、一度日本に来ていただく
ことが重要です。

もし外資系企業が撤退しても新たなマーケットが好調になると
円が暴落したままで立ち直れます。
結果的に「経済成長」したことになるかもしれません。

尚、ひとつ付け加えると「関西空港」を取り上げたのは
首都一極集中が続いた場合です。もし一昨日呟いた世界
実現されていた場合は、成田空港をハブ空港とすべきかも
しれません。

2017年1月30日月曜日

訪日欧米人旅行者を増やす案

春節を迎えた中国人訪日観光客についての報道が
増えています。
確かに近年急増した中国人観光客の動向は気になる
ところかも知れませんが、私としては欧米からの
観光客を増やす努力が必用だと思います。

中国は経済成長が鈍化していることもあり、爆買いと
呼ばれた経済効果が薄れていたり、政治的な影響で
左右されるところがあります。
それよりも新たな巨大マーケットを成長させることが
急務です。APAホテルが中国人観光客がいなくなっても
経営に問題ないとしたように、多様な国から来てもらうことが
政治的な影響を受けずに安定した旅行客を確保することに
繋がります。

具体的には、日本から遠い欧米からの訪日客を増やす
ことです。手段は航空運賃の減額です。ではどうすれば
航空運賃が安くなるか?というと何度か主張している
関西空港の着陸料の無料化です。
私は国が協力すれば可能なことだと思います。
羽田空港国際線の着力料を3倍にして成田と関空を
無料にするのです。
需要と供給の関係でこれで解決できるはずですが、
新関西空港株式会社も搭乗客を増やすことで、施設内の
商業施設での売り上げが上がれば問題はないはずです。
不安なのなら、いっきにではなく、朝夕の離着陸ラッシュ
以外の9時から13時の着陸と13時から17時の離陸を
先行で無料にする手もあります。
深夜を無料にすればいいという声もあるかもしれませんが、
これからの時代人件費や雇用、利用者が空港内で
浪費させることを考えると、空港内の昼間の人口が
多いほうが都合がよいのです。

たとえば欧米人が日本より中国を多く訪れたり
航空会社が韓国、香港、シンガポールの空港を
経由するのが大半なのは着陸料が安いからです。
逆に関西空港はトルコ行の定期便がなくなったため
ヨーロッパ、アフリカ行の乗り継ぎが難しくなって
きています。関空から大阪へのアクセス問題が
よく取り上げられますが、まずは関西空港にもっと
長距離便を呼び込み、アジアのハブ空港と成長させる
ことが課題です。

2017年1月29日日曜日

経済をよくする必須政策「首都一極集中の解消」「格差是正」「少子高齢化解消」

内閣官房参与として安倍総理の経済参謀を務め、
アベノミクスのシナリオを描いた浜田宏一氏が
1月号の文藝春秋に「『アベノミクス』私は考え直した」
というインタビュー記事で、「金融緩和で経済がよくなると
考えていたことが間違いだったと感じるようになった」
と述べました。
「今頃ですか?」
と言いたくなります。

私は予てから2発目以降のバズーカは必要ないと
述べているとおり、円高是正をし株価を上昇方向に
向かわせれば、次は「政治の出番」だったのです。
「政治の出番」というと膨大な作業に聞こえますが
「首都一極集中の解消」「格差是正」「少子高齢化解消」
この3点の病原を緩和するだけです。

「首都一極集中の解消」は単純です。
首都機能を大阪に皇居を京都に遷都したうえで
省庁は全国各地に分散させるだけです。
交通や通信の発達した今、あえて東京には何も置かない
ことに徹します。
「格差是正」は消費税を廃止し、所得税の累進課税を
改めて、高額所得者に税負担を求めます。
外国人籍で日本に住んだり、働いている人も対象で
外国で利益を得た日本人も対象です。

「少子高齢化解消」がいちばん厄介です。
保育所問題がやたら取り上げられますが、ここを解消
しても、少子化に歯止めはかかりません。
保育所完備、教育費無料、などのハードルをクリアしたら
少々強引ですが、中絶禁止にするのです。
とりあえず出産して、どうしても育てられない場合は
公的機関を設けてそこに最大25歳まで預けます。
この件はかなり酷評されるでしょう。
しかし「少子高齢化」だけでなくモラル面などからも
必用な政策です。

景気をよくするにはひとりひとりが不安にならないことが
必須です。
国民の気持ちが明るくならなくずして
経済はよくならないのです。

2017年1月28日土曜日

高浜原発終了

私は原発反対派ではありません。
確かに今の時代、原子力発電所は嫌われており
実際これからのエネルギーとは言えません。
しかし残る原子力燃料を消化しながら研究し
最終的には宇宙へ放出して太陽に帰すまで
運用する義務があると思っています。

そんな中、悲しい事件がありました。
高浜原発で長さ110mのクレーンが強風で
「ポキッ」と折れ、原発施設を損傷させたのです。

「放射能漏れはない」「施設損傷はない」
などの発表がありましたが、そんなの当然です。
それよりも気になるのは関西電力のコメントです。
「クレーンが風で倒壊するおそれがあることは
検討していたが、至らなかった部分があったかも
しれない。」
これです。
想定したり、検討したりして対策をとっていなかったのです。

これまでも川内原発や伊方原発での避難方法が
運転手に対し定員の比率の少ないバス頼りである
ことに疑問を呈してきましたが、高浜原発も
「事故がおこった場合は何もできません!」
と宣言されたような、今回事故後のコメントです。

原子力発電所や研究は今後も必用です。
しかし、それを運用する側は、運転や研究ができる
環境を作る「責任」というものを感じてほしいものです。
今回の事故を関西電力は放射能漏れもないし、さほど
問題ではないと感じておられるようですが、恐らくこの件で
高浜原発は終了です。
「関電ガス」とかサイドビジネスに精を出すことも
やめろとは言いませんが、本業をもっと大事にしてください。

2017年1月27日金曜日

APAホテル元谷会長の会見(後編 新しい日本のリーダー待望論)

南京大虐殺のユネスコの登録は受け付けでまだ登録されていない状況。
大騒ぎしたことでたぶん中国上層部は『まずいタイミング』と
思うのではないか。『これで歴史カードとして南京が使えなくなるな』
これまで誰もいってこなかった。向こうが押せば引くと、
70年間にわたって日本は『押せば引く国』『文句いえば金を出す国』
ということで敗戦国の悲哀を味わっていたが、『本当はどうなのか』
ということを向こう(中国)の方にも知ってもらう必要がある。
いいタイミングに自ら騒いでくれた。向こうは騒いでいるけども
たぶん、抑えにかかりたいと思っているはず。
日本の人は本当のことがわかっていても言えなかったけれども、
これからはジワジワと本当のことを知らせてこなかった本国(中国)に
ダメージがいくだろう

1月24日アパホテル代表元谷氏の会見の言葉です。
中国の世界遺産登録の話はどうでもよいのです。
南京事件の真実が明らかになって来て、30万人が日本兵に
虐殺されたという虚偽の教育に対し中国国民からの怒りを
買って国が滅亡することを恐れている中国にも興味は
ありません。
70年間にわたって日本は『押せば引く国』
『文句いえば金を出す国』
この部分が興味深いキーワードです。

安倍総理はこれを否定するにあたり「未来志向」という言葉を
使います。それはそれでいいのですが、使うからには
過去のことを未だにグダグダ言う輩の話を真顔で聞く必要は
ありません。
しかし「地球儀を俯瞰する外交」と豪語する安倍総理は
あからさまな態度はとれません。
そこで「日本の新しいリーダー」を待ち望む世論が高まる
と言うのが私の見立てです。
これからの日本は、今のドイツのように「押せば引く国」から
「押す気になれない国」になっていくべきです。
個人的に好きではありませんが、前大阪市長「橋下徹」氏が
その最有力候補ではないでしょうか?

2017年1月26日木曜日

APAホテル元谷会長の会見(前編 APAブランドの確立)

今日は昨日に続いてAPAホテルの話題です。
まずは1月24日APAホテル元谷代表の会見からです。

今回のことはいずれ起こると想定していたこと。
どこの国の人でも宿泊者に占めるウエートが10%になれば、
少しずつ料金は上げて、10%以内にしていこうとやってきた。
どこそこの独裁国家がいきなり『(ホテルに)行ってあげない』
という風になったときに当社がダメージを受けないように。
幸い当社は海外の宿泊者は2割程度。中国は5%、韓国は3%。
10%の規制に達する前のいいタイミングで今回のことは起きた
と思っている

会社には得意先の多い会社と少ない会社の二通りあります。
自動車の下請け工場などは後者にあたります。少ないと不利と
思われるかもしれませんが、営業努力をする必要がないので
ある意味楽ができます。しかし受注先が経営不振に陥ると連動し、
最悪「連鎖倒産」を引き起こします。

宿泊施設をこれに当てはめると、施設によって多種多様です。
旅行業者から受注すると楽ですが、リベートをとられて
高い宿泊料でも利益が上がらず、かと言ってネットで直接受注すると
安く売れて利益もよくなりますが、旅行業者からの仕事が減り、
常に顧客獲得にあくせくしなければなりません。
特に中国人旅行を扱う旅行業者と取引すると年中高稼働は
約束されるものの、以前にも申した通り単価4,000円少々なので
利益はでません。しかしなんの努力をせずともお客様がやって来る
わけですから、営業努力は不要となり本業に専念できます。
正解は前者です。最初は後者でもよいのですが、そのままでは
絶対に会社は育ちません。今日は宿泊営業の話ではないので
この詳細は述べませんが、宿泊者の国籍が偏らないように
調整しているAPAホテルは有能です。

はっきりとは言っていませんが、中国人宿泊者の減ることを
歓迎しているのです。最近少しマシにはなっていますが、
中国人旅行者のマナーは悪く、新幹線の車両やホテルのロビーに
中国人旅行者が10人以上いると、たいてい気分が悪くなります。
実際、老舗温泉旅館の何軒かで、中国人客が増えたために
旅館のランクが下がったという話を聞きます。
かと言って一度中国人の受け入れを始め、売上のウェイトを
中国人で寡占されたホテルは、レベルが下がってもやめられません。
この状況から、元谷会長の言わんとすることはよく伝わってきます。
実際、私は今回の件で、アパホテルなら静かに過ごせると
わかったので、知らない地に宿泊する場合はAPAから検索することに
決めました。
中国が宿泊拒否した結果、「APAブランド」が確立されたのです。

アパホテルは日本国内で営業している企業なので、
これをトヨタなどに当てはめることはできません。
しかし今の海外の情勢から、たとえばいつ韓国と国交断絶になっても
ふしぎではありません。
海外で勝負する企業はそこまで計算する必用があります。

2017年1月25日水曜日

APAホテルとトヨタの違い

中国の国家観光局の報道官は1月24日、記者会見し、
中国国内の旅行会社に日本のアパホテルを利用する旅行商品の販売や
宣伝を中止するよう求めたことを明らかにした。
アパグループは「政府が一民間企業の活動を個別に批判することに
疑問を感じるが、こちらがコメントする立場にはない。対応に変更はない」
と中国政府の圧力に屈しないことを表明したが、日本政府は静観している。

今日、ある報道番組でこの件を取り上げた際、解説委員が
この件を見てトランプ大統領がトヨタを名指しで非難したことを
思い出したというようなコメントをしていました。

確かに似てはいます。政治が一企業を攻撃するのは
一種のハラスメントです。しかし中身は全然違います。
トランプ大統領がトヨタを非難したのはビジネスの方法に
ついてです。もちろんルールにのっとってトヨタはビジネスを
しているので、問題はないのですが、そのルールが
変われば今正しいことも、違法になってしまいます。
スキーのジャンプ競技で板の長さに制約ができて以降
日本は金メダルが遠ざかったように、アメリカが法律を変えれば
トヨタがメキシコに工場を出しても利益にならないのです。
だから、今まで通りの対応をするのではなく、トランプ大統領に
あわせたやり方で対応すべきと、以前私は呟きました。

で、今回のAPAホテルの件です。
「南京事件」は全容が未だ明らかになっておらず
中国の言う「大逆殺説」もあれば、当時の日本兵の証言で
「虐殺しようにも南京に人がいなかった」とする「なかった説」
もあり、諸説あります。私個人は日本兵が南京に攻撃したのは
間違いないのですが、民間人の死亡は日本攻撃に乗じて
金品略奪を企てた現地のならず者の仕業とみるのが合理的
かつ現実的だと思います。
それはともかく、諸説あるこの件を「大虐殺」でなければならない
とする中国政府の姿勢は、ビジネスとかルールとかの領域では
ありません。中国の思想に従え」という人権を無視した圧力です。
例えれば、イスラム教徒やキリスト教徒に「それらの崇拝を
やめて仏教徒になれ」と言っているようなものです。

日本のメディアが呑気にこんなことを言うから、政府も弱腰に
なってしまい、毅然とした態度がとれないのです。
韓国慰安婦像や北朝鮮拉致などの問題ももっとメディアが
世論を煽り、政府を動かすというくらいのものでなければ
待っているだけでは何も解決できません。

2017年1月24日火曜日

Yahoo!から強制的に有料会員にされてしまった・・・

今日いつものようにYahoo!ニュースを開けると
「プレミアム会員の○○様」とさも私がYahoo!プレミアムに
登録しているように画面が表示されています。
「え!?」と思い、登録情報を確認すると、
会員登録状態になっていました。
何かの操作ミスで登録してしまったのかと
メールを確認しましたが、登録確認のメールは届いていません。

Yahoo!プレミアムとは毎月462円支払うことで
買物をしたときにポイントが多くついたりする
サービスを受けるためのもので、よく勧誘のメールなどが
来ていましたが、必用ではないので断っていました。
ところが意図しない操作がなされ、会員登録されていることに
恐怖を覚えた私はとりあえず「Yahoo!」に登録している
クレジットカードの番号を削除しました。
具体的に言うと「Yahoo!ウォレット」と言って、登録すると
ネットショッピングをしたときにいちいちクレジット情報を
せずに済むのでよくネットで買い物をするのなら便利な
機能ではあります。
しかし勝手にプレミアム会員に登録されるということは
勝手にお金が引き出される可能性があるので削除しました。

あとは、どうしてこうなったか、プレミアム会員の退会、そして
これからどうすればいいかです。
とりあえずホームページから連絡できるフォームメールを
探しました。探していると嫌でも目に付くQ&Aも見ましたが
当然ながらこの件に役立つものはありません。
会員登録自体は削除した「Yahoo!ウォレット」のところから
できたようですが、もうすでに削除しているので無理です。
同じページをグルグルまわっているうちに怒りが込み上げ
結局Yahoo!JAPAN本社に電話しました。

ネット企業の株は実際の値打ちよりも高騰しているのが
普通です。これが不思議でなりません。ネット企業はあくまで
ネットが存在することが前提の企業です。世界中にケーブル
が張り巡らされて、今さらネットがなくなるわけがないと
言われるかもしれません。それはそのとおりです。
しかし、「通信」の発想自体が変わった場合、将来的に
まったく違うシステムに移行されると、そこに今のネット
企業がそのまま生き残れるとは限らないのです。

そして私たちもネットを利用しても依存してはいけません。
今回の件で再認識させられました。
「Yahoo!」というIT最大手でさえ、トラブってしまうと
なかなか解決できないのです。
私は写真をグーグルドライブで保存管理しています。
しかし突然グーグルがダウンして保存した写真がすべて
無くなってしまう可能性はあるのです。
そしてお金の問題です。
アメリカのYahoo!はクレジットカードを含む個人情報が
漏洩したため、最終的に倒産に追い込まれました。
日本のYahoo!もいつ漏洩して、倒産しても不思議では
ありません。今回私はウォレット停止後確認したところ
身に覚えのない出金はありませんでしたが、急なトラブルが
いつ起こっても対応できる準備が必用と実感しました。

2017年1月23日月曜日

トランプ大統領のウィークポイントはロシアとドイツ

昨日の呟きのつづきです。

で、「日米同盟破棄」をチラつかせるアメリカに対し
一歩もひかない協議をせよと若干無責任なことを
言いましたが、そのためにはトランプ大統領を
理解することが必須です。
私もそんなに詳しいわけではありませんが、
少し考えてみます。

これまで申した通り、トランプ大統領はビジネスマン
です。アメリカがいかに利益を得て、雇用を増やし、
景気をよくするかしか考えていません。
そのためにこれまでの問題点を改善し、これからの
問題点となりそうな種や根っこをすべて刈り取ろうと
しています。たとえばトヨタが「今、貢献している」
ということは無意味なのです。
外交問題もすべて、ビジネスのための布石です。

そんなトランプ大統領、不可解な点が2点あります。
ひとつはロシアとの関係です。不確かな情報では
ありますが、トランプ大統領がロシアに弱みを握られて
いるというところです。就任前の会見でCNNの質問を
拒否したのもここにありますし、大統領が対ロシアの
踏み込んだ発言になると、滑舌が悪くなるのは
明かです。

もうひとつは就任前の会見のあと、日本の麻生大臣の
発言から考えます。

麻生太郎財務相は13日の閣議後会見で、
トランプ次期米大統領が大統領選後初の会見で
貿易赤字の相手国として日本を名指しし不満を表明したことを受け、
「米国の貿易赤字は中国が一番で、半分を占めている」と指摘。
その上で「日本やメキシコよりドイツの方が(米国の赤字は)上ではないか。
なぜドイツが出ていないのか」と疑問を呈した。

アメリカの対貿易赤字国ベスト5は
中国、カナダ、メキシコ、日本、ドイツなのに、
ドイツの名前がでていないのです。
これはトランプ大統領の先祖が
ドイツからの移民であったためと言われています。
移民に対して厳しい政策をとるトランプ大統領ですが
不法ではないにしろ、もとはドイツからの移民なのです。
ここからは推察になりますが、ロシア同様ドイツの件も
何らかの事情があるものと思われます。

日本に「週刊文春」があるように、アメリカにも
スキャンダルをスクープする情報力があります。
叩けばいくらでも埃がでそうな大統領だからこそ、
その「埃」を交渉材料として収集する必用があります。

2017年1月22日日曜日

トランプ政権に対する日本政府の対応

トランプ大統領就任式は狙撃されることもなく
滞りなく終了しました。
安倍首相は「日米同盟」という言葉をしきりにだし
焦っている様子がうかがえます。

TPP離脱表明したトランプ大統領は、貿易協定を
2国間協定に切りかえます。すでに2国間協定を
している韓国では、莫大な損害をうけていると
報道されています。今後日本に求められるのは
いかに不利な2国間協定を結ばないかという
ところです。

焦っているとはいえ、そんな状況で「日米同盟」を
連呼する安倍総理の態度は疑問です。
なぜならば2国間協定がまとまらなくなった場合、
アメリカが自分の主張をごり押しするキーワードが
「日米同盟」だからです。
「アメリカ有利な協定を日本が結ばないなら、
日米同盟解消、安保もなしだ」というのが
最後の切り札なのです。

もちろん「日米同盟」は重要です。
しかし、それを貿易交渉の切り札にさせない
交渉術が求められます。
安倍総理は未だにTPPがアメリカにとっていかに
利益を産むか訴えたいと言っていますが
TPPに代わる協定をアメリカ抜きで結ぶ準備をし
アメリカに対しては一歩も引かない協議を
してほしいものです。

2017年1月21日土曜日

ラグビー日本選手権

ラグビー日本選手権準決勝を見ています。
社会人1位サントリーと大学日本一帝京大学は
前半終了時点で同点となって、ここで呟きます。

来年から日本選手権から大学チームを締め出す動きが
あるそうですが、この試合の前半を見た限り
「アホか」
と言ってしまいます。
昔は大学日本一対社会人日本一の対決が
日本選手権でした。
ところが、松尾率いる新日鉄釜石7連覇、平尾率いる
神戸製鋼7連覇を経て社会人と大学生に力の差が開き
1997年よりトーナメント方式に変わり、決勝は
社会人同士で争う構図となりました。

数年も連覇をしているとマンネリ化してレベルが下がると
思う人もいるかもしれませんが、スポーツは別です。
プロ野球では巨人の9連覇からレベルが上がり
特にパリーグは圧倒的な力をつけています。
バレーボールも男子富士フイルム、女子日立の黄金期が
代表チームとしても世界トップレベルでした。
どこかが連覇している時こそレベルが上がるのです。

ところが現在帝京大学が大学選手権8連覇して
大学生のレベルが向上しているのです。
この準決勝の結果がどうであれ、明らかに
互角に戦っており、大学生と社会人の力の差が
なくなってきているのは明らかです。
また、最近の風潮で社会人が大学生のチームに
負けるわけにはいかないと、対大学生の試合で
社会人チームのモチベーションがあがっているのは
確実で、この状況で日本選手権から大学をはずすと
言っている意味がまったくわかりません。

こんなアホなことを言っていて、日本ラグビーが
世界のトップレベルに手が届くはずがありません。
逆に来年から社会人1位と大学選手権覇者による
ワンマッチに日本選手権のスタイルを戻すべきです。

2017年1月20日金曜日

今からでも間に合う大阪~関西空港スピードアップ作戦
















西日本旅客鉄道は2014年4月に閉館する弁天町駅の
交通科学博物館跡地は、「交通結節機能の向上や、
広域からの集客を視野に入れた駅整備との一体開発を
検討する。」と言いますが今ひとつピンときません。
そこで私が提案するのは「大阪関空スピードアップ計画」
です。

特急「はるか」にしろ、関空快速にしろ、大阪環状線が
複線のため、徐行運転せざるを得ません。
大阪環状線の速度にあわせないといけないからです。
そこで現在ある弁天町駅のプラットホームの外側に
さらに線路を敷いて複々線状態にします。
外側の線路は弁天町駅を出て地下鉄中央線のガードを
くぐると急降下して地下に潜ります。
そのままみなと通りの下をくぐると国道43号線に沿って
新今宮駅の下をとおり天王寺公園横で地上に出て
阪和線の天王寺駅舎へ直結です。
これで特急や快速は弁天町~新今宮を時速100キロ
で走行できます。またダイヤの組み方で、ほぼ環状線が
邪魔になることなく、大阪~弁天町も走行できます。

お金のないJR西日本は西九条・弁天町間の線路敷地を
一部売却して現在住宅などが建っているため、
残念ながら弁天町から梅田側の複々線は困難ですが
西九条から大阪駅へ向かい野田6丁目交差点を越えた
ところから降下して野田駅手前から地下に潜る複線を
併せて新たに作ると、さらにスピードアップが可能です。

まぁこのようなことが言えるのも弁天町の交通科学館跡が
あいまいなうちなのですが。。。



2017年1月19日木曜日

貨物列車の逆襲

















今から40年ほど昔の大阪市港区の地図です。
現在「ダイヤモンドポイント」のある中突堤の先には
マリンタワーと呼ばれるものがありました。これは
展望タワーではなく、大阪港を航行する船舶すべてを
鉄塔の上のレーダーで把握するためのものでした。
立入禁止のこの場所に立ち入る機会があったのですが
まさに「ウルトラマン」の秘密基地のような機器が並び
3人ほどの人で管理をしていました。

大阪臨港線跡を何度か探索した画像をご紹介しましたが
この地図を見ればその様子がよくわかります。
大阪環状線から分岐し、血管のように港区の海岸に
線路を張り巡らせています。対岸の此花区も同様です。

なぜ、こんなに貨物の線路があったのでしょうか?
それは高度成長以前の物流は鉄道が主役だったからです。
当時は高速道路はもちろん、自動車専用道路すら
ありませんでした。
自動車、道路の発達により物流の主役は鉄道からトラックへと
交代します。鉄道輸送よりも細かい動きができ、
輸送量の調整もトラックのほうが臨機応変にできるからです。

キリンビールとアサヒビールが共同で吹田~金沢間
貨物列車を運行するニュースがありました。
佐川急便、西濃運輸、イオングループなど最近専用の
貨物列車を運行させている企業のニュースをよく聞きます。
これは早い話「運転手不足」が原因です。
運行管理も年々厳しくなっており、トラックでの輸送量は
需要があっても供給が追い付かず、結果、輸送コストも
上昇しています。
そこで、近距離はトラック長距離は貨物列車という
新しいスタイルにシフトし始めているのです。

今注目の築地市場も、大阪市中央卸売市場も、かつては
市場内に貨物列車が走っていました。
東京の豊洲市場は便利にトラック輸送ができるような
つくりになっています。私は移転反対派ではありませんが、
豊洲は通販会社に譲って新しく貨物線沿線に市場をつくるのも
一手かもしれません。
郵便事業なども高速道路の近くに拠点を作るのが
最近のトレンドですが、札幌、東京、大阪、福岡などの
長距離拠点となるポイントは貨物線がひける場所につくることが、
今後の働き手の不足に対応した考え方で、業界を勝ち抜く
戦術だと思います。

自動車の自動運転の開発に目を奪われていますが
貨物列車の自動運転のほうが簡単なのですから。

2017年1月18日水曜日

気になる「けものフレンズ」

1 ガヴリールドロップアウト
2 幼女戦記
3 亜人ちゃんは語りたい
4 けものフレンズ
5 うらら迷路帖
5 小林さんちのメイドラゴン
5 リトルウィッチアカデミア
8 ハンドシェイカー
9 ACCA13区監察課
10 政宗くんのリベンジ


本日づけ提携サイトの新作アニメ人気投票トップ10です。
今回はこの中から気になるアニメ「けものフレンズ」です。

テレビ東京系放送中のこのアニメ、2話終了しましたが
まだよくわからないところが魅力です。
「ジャパリパーク」というアフリカの大草原のような世界で
歩いていた主人公は動物の擬人化萌えキャラのような
「サーバル」と出会います。記憶喪失の主人公は
「サーバル」に「かばん」と名付けられ、自分は何という
動物なのかを知るため「図書館」を目指します。

「ジャパリパーク」はサファリパークのようなつくられた
世界のようです。敵として「セルリアン」という謎の物体が
登場します。それ以外にあまりに設定がなく謎が多い
はずなのに気にならず、展開が遅いのにダレない
微妙なつくり方です。

「気になる」のはこのままこの物語が終わるのか
はたまた「光と水のダフネ」や「魔法少女まどか☆マギカ」
みたく、物語が始まる前に別の物語がある「壮大な話」
なのかです。
前者なら日本アニメのピークは2010年、
後者ならまだまだこれから、今の日本アニメの現状を
象徴する作品な気がします。
こんな気持ちは私だけではないようです。
それは人気投票4位というところから感じます。


2017年1月17日火曜日

アパホテルのネット炎上は日本政治の責任

「アパホテル」中国のSNSで“炎上” 
「南京大虐殺を否定するCEOの著書が客室に」
告発動画「微博」で6800万再生
今日はこの記事についてです。

動画は、アパホテルで書籍を購入し、英語版の内容を紹介。
南京大虐殺を否定している部分などを読み上げ、
「彼には、自分の本をホテルに置いたり自分が言いたいことを言う権利はあるが、
彼の政治的思想を知らない中国人・韓国人客からお金を取っているのは不誠実だ。
このホテルに支払ったお金は、CEOのこのような政治的思想をサポートすることになる。
これはこのホテルだけの問題で、この国やこの国の人々には関係ない。
日本をディスるつもりはない」
としている。

この文面で気に入らないのは、南京大虐殺を否定する
アパホテルが問題で、日本や日本人に問題ないと
動画投稿者が発している部分です。
日本も日本人の多くも南京事件を「否定」はしないでしょうが
中国の言う「大虐殺」は日本も日本人も信用していません。
特に原子爆弾で命を落とされた関係の方々は、死者数を
胸を張って叫ぶ中国に対し憤りさえ感じているところです。

ではなぜこの動画投稿者はこのように考えているのでしょうか?
これは投稿者の責任でも、アパホテルの責任でもありません。
すべて「日本の政治」の責任です。
日本の政治家はアパホテルを見習って、日本としての考えを
全世界に発信すべきです。もちろんネットで発信するだけでなく
今回明るみになったアパホテルのように、個人個人の心に
届くような方法をとらなければなりません。
たとえば、書籍は指定しませんが、中国の言う南京大虐殺は
間違っているという内容の本をホテルの全室に配置する義務を
旅館業法に加えるのです。
それで訪日旅行者が2000万人を下回ったとしても、
仕方ありません。
日本を見てもらうのは景色や文化、製品だけではありません。
南京事件以外にも、竹島問題、北方領土問題、慰安婦問題など
日本が抱える悩みや問題、考え方を見てもらうのも含めて
訪日旅行者ではないでしょうか?

2017年1月16日月曜日

マッカーサー イン ジャパン

天皇陛下の生前退位の先の話について、かなり先の
具体的な希望を述べました。
その後平成30年で次の元号になるなど一部メディアで
報道されているのを見て、ちょっと反省しました。
どうなる、こうなると言うのは、あまり言わないほうが
いいですよね。

天皇陛下が日本国民の象徴であるというのは、
国内からだけでなく、海外からも同じなのです。
日本が第2次大戦後、アメリカから来たマッカーサー氏、
レイバンのサングラスにパイプをくわえて
タラップに踏み出した時、実は内心かなりビビっていた
そうです。
敗戦国とはいえ「神風特攻隊」のように、それまでの戦争
とは違う日本兵の異様な執念が、アメリカは不気味に
感じており、マッカーサーが身の危険を感じたのも
当然です。ところが自分が想像していた日本と
現実の日本は違っていました。
マッカーサーはひとつの結論に達します。
「天皇制を消去すると日本の統治は難しい」と・・・。
そこで新しい憲法の最初に「天皇は日本国民の象徴」
と謳ったのです。
この考えはアメリカが考えたものでありながら
とても的を得ている考えだと思います。

こんな中で、まだ天皇家の血筋が途絶えたり、今上天皇が
ご健在なのに、先々のことを深く考えるのはどうかと思います。
もちろん天皇陛下のお言葉から「生前退位」については
考えるべきですが、その前に陛下のスケジュールを
緩和することに努力すべきです。
今上天皇は自らの意思もあり、公務が昭和天皇より多いのですが
次の天皇は次の天皇に任せるとして、公務が減る可能性を
示唆しているようです。その場合、いきなり減るよりは
段階的に減るべきです。
天皇制で政治が停滞するのも天皇陛下の本意ではないはずで
メディアもそこはあまりとりあげずにいてほしいものです。

2017年1月15日日曜日

名古屋が大雪になりがちな理由

ここ大阪は本日も晴天なりですが、京都、名古屋、
広島は雪が積もっているようです。そんな中
名古屋が大雪になりがちな理由を解説します。

東京、大阪は日本海で発達した雪雲も、
たくさんの山が防御壁となるため届きません。
名古屋は伊吹山から鈴鹿山脈だけの防御壁なので、
これを超えられると大雪になるのです。
伊吹山の手前にも山があるのでは?と思われる
かもしれませんが、福井県と滋賀県の県境の山は
雪雲は突破しやすく、逆に琵琶湖で勢力を増すため
滋賀県彦根市は日本海並みの積雪地帯となっています。
この勢力を食い止めるのが滋賀県と岐阜県の県境の
伊吹山であり、鈴鹿山脈です。壁一枚なのです。





















たとえば大阪ですと日本海から大阪までには
大江山などの山地を抜けて福知山、和田山の盆地があり
さらに山を越えると篠山、亀岡などの平野があります。
亀岡の先が京都市街なので京都、特に北大路は雪が
よく積もりますが、大阪へ抜けるには妙見山などの
能勢の山地を越えなくてはならず、大阪には届きません。

この雪雲の流れは雪だけではなく、雨も同じです。
雨雲が伊勢湾~敦賀湾を通るコースは頻繁にあります。
名古屋に都がおかれなかったのは、このような事情から
かもしれません。

2017年1月14日土曜日

意欲と義務感

先日NHKのニュース番組で大西宇宙飛行士と
漫画「宇宙兄弟」の作者小山宙也氏の対談をしていました。
大西氏は「宇宙飛行士というと外での活動などの派手な
仕事ばかりとりあげられるが、マンガで描かれていたように
宇宙船内での科学実験などで大半の時間がさかれている。
「宇宙兄弟」はそういうところをよくぞ描いてくれている」と
絶賛していました。
それに対し小山氏は
「どんなことをこれから描いてほしいですか?」
と聞き返したところ
「我々の仕事はおもしろくないものばかりですから」
と大西氏が言うと
「どんなことでも面白く書きますよ」
と小山氏は身を乗り出しました。
これが作品を創り出す人の姿勢なんだなと思いました。

以前、昔の作家は仕事に行き詰ると自殺をしていたが
最近は覚せい剤を使うようになるということを
高齢化社会」で述べましたが、作品を創り出す根本は
作り出したいという心だと思います。
売れてしまって「つくりたい」という意欲より
「つくらなければならない」という義務感が上回ると
作品は作り出せません。

これは一般的な仕事にもあてはまります。
人件費を抑えてコスト削減を目指していたため
労働者ひとりあたりの仕事量が増え、
余裕がなくなっている現在、「仕事をしたい」という意欲より
「仕事しなければならない」という意欲が上回っているのです。
来月には「プレミアムフライデー」なる金曜日の仕事を
早めに切り上げる企画を国はしていますが、
まったく空気が読めていません。
ここに「1億総活躍社会」実現のヒントがあるので
はやく国は察するべきです。

2017年1月13日金曜日

日本共産党へ時代が流れている

アメリカのトランプ次期大統領が大統領選後初の
記者会見をおこない多くのメディアで発信されています。

まず今回の会見で笑えたのは、CNNからの質問に
「おまえは黙れ!」と一方的に封じ込めて発言を
させなかった点です。自由の国「アメリカ」のトップが
自由を封殺した画期的なシーンです。これで
記者会見はツイッター状態となり、言いたい放題で
記者会見は終了です。

今回注目されたのは「経済」です。「日本を含む避難」と
日本が名指しで批判されたことに日本のメディアは
注目していますが、私のポイントはこの発言です。

「企業が生産拠点をメキシコに移した場合、雇用を生み出すことができなくなる。
国境を越えてアメリカで売ろうとすれば高い関税を支払うことになる。
海外に移転しておとがめなしは許さない」

消費税をとりやめて所得税の累進課税を増税し
若い人が高齢者の負担を背負うのではなく、
高額所得者が負担すべきと私は主張しています。
この意見に現実感がなかったり、法人税を減税する
背景には、高額所得者や企業が日本から出て行くことを
恐れているからです。
私は出て行っても税金をとるシステムを構築すべき
と過去にも呟きましたが、まさにそれをやろうと言うのです。
日本において、今の自民党政権で安倍総理以外が
総理になっても実現はできません。

現時点で、このような和製トランプは誰・・・たぶん
日本共産党の志位委員長ではないでしょうか?
フィリピンのドゥテルテ、アメリカのトランプ、
日本共産党へ時代が流れているのです。
私は左翼ではありませんが、
「できないこと」を「できること」に変えるトップが
待望されていることに間違いはありません。

2017年1月12日木曜日

Mr.Children「ヒカリノアトリエ」

Mr.Children「ヒカリノアトリエ」が1月10日付オリコンの
ディリーチャート1位でスタートしました。

NHK連続ドラマ「べっぴんさん」主題歌でお馴染みの
曲です。ミスチルが好きな私はダウンロードかCDか
購入方法を迷いましたが「CANDY」のスタジオライブや
「PADDLE」のライブの入っているCDを選択しました。
Mr.Children「ヒカリノアトリエ」













で、曲の方ですが、期待以上に良かったです。
連ドラで聞いている感じではサビに印象が薄かったの
ですが、フルコーラスで聴いて感動しました。

過去は消えず
未来は読めず 不安がつきまとう
だけど明日を変えて行くんなら今、
今だけがここにある

自分の今がたまたまそんな境遇だからか、この歌詞が
特に残る部分です。
悲しい事、苦しい事があっても、明るく前を見つめたら
奇跡に巡り会えるかもしれないという希望の歌です。
落ち込んだり、悩んだりした時に聴くおすすめの曲です。

2017年1月11日水曜日

アニメの風景に大阪駅やなんば駅前がでても気づかない件

今年1月から放送の「ハンドシェイカー」というアニメは
舞台が大阪のようです。
冒頭部道頓堀のドン・キホーテで認識し、道頓堀橋も
確認するとそのあとのカットも御堂筋とわかります。
このあとフラッシュバックのように、海遊館、通天閣など
が映るのですが、意外と観光地でないところはピンと
こないことに気づきました。

























これが大阪駅のカットです。

























これが南海なんば駅駅前です。
下の方は「なんば駅」と書いているのでわかりますが、
書いて無ければ大阪の人でも気づかないかもしれません。

政治・ビジネスが東京一極集中するほどアニメの舞台は
東京に偏っていないですが、京都や神戸と違い大阪舞台の
アニメが少ないことは事実です。
しかしながら個性的な建築物が多いのは事実で
もっと大阪はアニメロケ地としての売り込みを
企画すべきだと思います。
















2017年1月10日火曜日

「南シナ海」もカードの1枚にすぎない

先日、日本の企業はトランプ氏の態度に対し
臨機応変に対応しなければならないと言いました
これは国家にもあてはまります。

ある番組で今年の政局予想をしていました。
その中で「アメリカと中国は今年衝突するか?」
という問いかけがあり多数のパネリストが「YES」
と回答しました。
その後、司会者がパネリストの一人一人に詳細を
求めたところ、全員が「南シナ海で衝突する」と
言っています。

著名なコメンテーターが揃いも揃って「南シナ海問題」
でアメリカと中国が衝突すると思っているのです。
もちろん、トランプ氏は得意のツイッターで、
「中国は我々に南シナ海の真ん中で大規模な軍事複合施設を
建設していいかどうか了承を求めたのか。私はそうは思わない」
と批判しています。
しかし、一番トランプ氏が中国に腹を立てているのは
「経済」です。通貨価値をコントロールして、安い製品を
アメリカへ輸出する中国を憎んでいるのです。
仮に南シナ海で衝突したとしても、根本はそこですから
中国がアメリカに対して安価で輸出しないことや
アメリカ製品を優先して輸入するなどの措置をとれば
トランプ政権は南シナ海を棚上げする可能性大です。
「南シナ海」もカードの1枚にすぎないのです。

中国ネット通販大手アリババのマー会長がトランプ氏と会談し
ネット通販によるアメリカ国内の雇用創出についての話を
したそうで、トランプ氏の強硬姿勢の外堀を埋める糸口は
中国も見出している様子です。
ただ中国と言う国も強硬な国なので、本質的な部分では
臨機応変に対応することはできないでしょう。
日本企業もそうです。
トヨタが5年100億ドルの設備投資を表明しましたが
具体的でなくともトランプ氏から名指し攻撃された時点で
これを言うべきでした。
日本政府も臨機応変に迅速に対処すべきです。

2017年1月9日月曜日

韓国少女像問題から見える韓国の政治不安

今日は釜山市における韓国少女像問題について
呟きます。

12月28日
韓国の市民団体は慰安婦像の設置を試みたが、
釜山市と警察当局によって強制撤去されていた。

強制撤去後、苦情や抗議の電話が殺到した。

12月30日
釜山市は強制撤去を謝罪し、設置を妨げないとした。

日本外務省は韓国政府に「極めて遺憾だ」と抗議し、
早急に撤去するよう申し入れた。

12月31日
市民団体はに像の除幕式を行う。

1月6日
駐在する長嶺大使と森本総領事の一時帰国、
緊急時に通貨を融通しあう通貨スワップ協定の再開に向けた協議の中断、
日韓ハイレベル経済協議の延期、
プサン総領事館の職員による、プサン市関連行事への参加見合わせ
日本政府が発表

1月9日
長嶺大使と森本総領事が一時帰国

「日韓合意」後、しかも不法に公道に少女像を
市民団体が設置したので、一旦は撤去されました。
これは逆の立場として日本でもそうなります。
しかしおかしいのは、12月30日釜山市が謝罪して
設置を認めたところです。
釜山市は一自治体の力の限界を表明し、この問題を
国が対応しないことを不審に思っています。

韓国の朴大統領弾劾デモに多数の国民が参加して
大統領不在状態の韓国ですが、過去にも国民が
大多数でデモや抗議集会を行うとまかりとおる風習が
あるので、頻繁に大規模な混乱がおきます。
裁判所もニュースをよく見るとわかりますが
法律に準ずるというよりは、国民世論を意識して
判決をだしています。
つまり韓国は完全な法治国家ではないのです。

この状況下、1月6日の日本の措置は正解です。
今の国際社会「遺憾である」というだけではダメなのです。
未だ、ソウルも釜山も慰安婦像は撤去されておらず
撤去すると暴動がおこるのでおそらく撤去されません。
石破元大臣は何かの記事で「単に強硬な姿勢はダメ、
落としどころを見つけるべき」みたいなことを言っていた
ようですが、韓国が暴動で国政を動かせる風習の
ある限り、落としどころはありません。
逆にこのような政治不安のある国は危険です。

私ならば、北朝鮮やシリアのように、渡航禁止措置を
とります。
それでも韓国の状態が変わらないのであれば、
北朝鮮同様に送金停止や物流移動の制限も
考えないといけません。来年の平昌オリンピック
ボイコットも視野に入れないといけません。
戦争しろとか言っているのではありません。
ただ今の韓国は非常に危険な状態です。
その認識がないと取り返しのつかないことになります。

2017年1月8日日曜日

日銀・黒田総裁の誤ったデフレ脱却感

日銀・黒田総裁は「デフレ脱却へ大きく進む年になる」
と言います。
その理由のひとつがOPECの減産で原油高になるから
とのことです。

就任当時は行動が早く積極的でしたが、アベノミクスの
3本目の矢がまっすぐ飛ばない中、やり過ぎ感を
感じるようになり、頭おかしいんじゃないの?
と思うようになってきました。
最近黒田総裁を黒ちゃんと言うのはこのためです。
この考えでやってたのかと思うと、やはり頭おかしかった
ようです。

つまり黒田総裁は原油が上がるからモノの値段が上がり
物価があがってデフレ脱却と思っているのです。
しかし、デフレ脱却というのは、乱暴にまとめると
「国民に購買意欲があるかどうか」です。
原油が上がっても給油量が減ればダメですし
モノの値段が上がっても売れなくなると値引き合戦となり
上昇するはずの物価は誰かがかぶり、上昇しません。

円安、株高で経済はよくなるという堅い考えで経済は
よくなるわけではありません。
たぶん、それがわかっていないから無駄な改革を
打ち出しているのでしょう。
そもそもすごいことをやらないといけないのは、
日銀ではなく政府です。
前任の白川総裁と黒田総裁の間くらいの人が
次期総裁になっていただければと思います。

2017年1月7日土曜日

トヨタの見通しの甘さ

トランプ「メキシコに工場つくるな!」
トヨタ「我社はアメリカの雇用に貢献してる」
というやりとりが先日ありました。
もちろん直接言い合っているわけではありません。
このトヨタの反論について、よかったと日本のメディアは
讃えていますが、アメリカ人雇用者を人質にとったような
発言とネットでは叩かれていて、とりあえず株価は
下がりました。

私はこのトヨタの対応は間違っていると思います。
トランプ氏が「そんなの知るかよ」と言えば
終わってしまうリスクがあります。
トヨタが潰れてもそれ以上にGMやフォードなどの
自動車メーカーが雇用を確保すれば、アメリカの
失業率は減るからです。

大統領になったからといって夜中のツイッターを
急にやめられるものでしょうか?
絶対にありえません。その例が橋下前大阪市長です。
彼は市長になってからも度々ツイッターで暴言まがいの
ことを発信してトラブルをおこしています。
周囲との関係をむちゃくちゃにしているものの
トランプ氏の言うことは正論です。
「午前3時のトランプ」は大統領になったあとこそが
本番と言えます。

つまり今回は「トヨタの見通しの甘さ」につきます。
発言のの最後に嘘でもいいから
「我々にはアメリカで新しい工場をつくる用意がある」
と言うべきでした。
新政権発足後、それで儲かると見通せれば本当につくり、
たいした効果が認められないと判断すれば、日本から
10億円貰っといて少女像を飾る韓国のような
対応をすればよかったのです。
すでに雇用に貢献しているだけの発言で納得してもらえるのは
法人税下げて規制も緩和するから給料あげてください
という安倍政権には通用しても、海外では通用しません。
また、それだけの発言だったことで、今後の交渉の選択肢が
減ることも考慮されていません。

見通しの甘さはトヨタだけの話ではありません。
ここを臨機応変に対応できないと、トランプ大統領就任で
日本の株価だ暴落は免れません。

2017年1月6日金曜日

許されていた警察の過失が晒されるネット社会














これは発展途上国や新興国の映像ではありません。
日本の、天下の東京の映像です。
正月恒例、箱根駅伝の復路ゴール手前の日比谷交差点
での映像です。
走者が交差点に入る手前に警察官が無線で車を止める
段取りだったそうです。走者が間一髪でスピードを緩めた為
事故には至りませんでしたが、間違いなく「業務過失」です。

通常なら警察が捜査して、車をとめなかった警備員が
書類送検されますが、おそらく警察なので処分なしでしょう。
また、3日の事件が4日にネットで話題になり昨日になって
ようやくメディアが報じるかたちになっていることも
疑問です。もし動画サイトやネットがなければ闇の中で
過去にも何度かあったのかもしれません。

これから対策会議か何かするそうですが、国民的行事で
新年早々の事故をしないためには、コース上は
最初の走者が通過する前から、最後の走者が通過するまで
通行止めにすればいいだけと思うのですが

2017年1月5日木曜日

昨年12月のN2blogから見えるロシアの脅威
















































上の画像は昨年12月の当ブログのアクセス数と
どこの国からアクセスがあったかの国別表示です。
ロシアのプーチン大統領が来日した12月14日の前から
急にアクセスが増え帰国後しばらく異常に高くなっています。
しかも日本語オンリーのこのブログに
日本の倍以上ロシアからアクセスを受けています。
2014年開設以来の事態です。

トランプ氏が大統領になったのは、ロシアがネットを介して
バックアップしたという噂が流れていますが
オバマ大統領が広島訪問した際アメリカからの異常な
アクセスがなかったことを考えると、思った以上に
ロシアのネット戦略は脅威なのかもしれません。

2017年1月4日水曜日

今まで見たテレビアニメベスト10

今年はアニメ100周年だそうです。
もちろん私は100年とは言わないものの、
長いものでテレビアニメを45年以上見ています。
で、今まで見たテレビアニメで何が良かったか?
と聞かれると、次回が早く見たいと思うアニメだと
言っています。

それはどんなアニメ?
と聞かれることが多々あるのでまとめてみました。
とは言え、私もずっと同じテンションでアニメが
好きだっわけではないので、多少諸事情が絡み
これが正解か?と思う結果です。
もちろん視聴率や作品の優劣をつけるわけでは
ありません。


1位  機動戦士ガンダム 1979-1980
















1位  機動戦士ガンダム 1979-1980




2位  魔法少女まどか☆マギカ 2011













2位  魔法少女まどか☆マギカ 2011




















3位  新世紀エヴァンゲリオン 1995




4位  未来少年コナン 1978

















4位  未来少年コナン 1978




5位  けいおん! 2009













5位  けいおん! 2009




6位  光と水のダフネ 2004
















6位  光と水のダフネ 2004




7位  機動新世紀ガンダムX 1996













7位  機動新世紀ガンダムX 1996




8位  のんのんびより 2013












8位  のんのんびより 2013




9位  ガングレイブ 2002













9位  ガングレイブ 2003




10位 ひぐらしのなく頃に 2007













10位 ひぐらしのなく頃に 2007




(作品右側の数字は放映された年代)


共通しているのはシンプルであることで
あまり複雑なストーリー展開ではない点です。
lainや攻殻機動隊などの作品は素晴らしすぎて
逆に上位ランクにはいっていません。
また昔のフジテレビ系水曜夜7時枠のように
連載漫画を追い越さない配慮で間延び
する作品も私は嫌うタイプなので、
オリジナルアニメ作品を好む傾向にあります。
この中で最近の作品は「のんのんびより」い゛
2013年の作品になります。
これからもこの順位が大いに変わる素晴らしい
作品に期待します。

2017年1月3日火曜日

2017年大予想

2017年大予想とか言ってる正月ボケした
番組がありますが、なんなんでしょうか?
年末振り返るのはわかりますが、
今から今年のことなんて予想不可能です。
それなら、今年はこういうことがあるという
情報と解説で充分と思いませんか?

で、よくこういった内容のテレビ番組を見ていると
話題にあがるのが「選挙」です。
タイのドゥテルテ大統領就任、
アメリカのトランプ次期大統領の勝利
イギリスのキャメロン首相退陣と
大勢の人がまさかと思う結果がでた昨年でした。
今年もフランス、イタリアだけでなく、
ドイツのメルケル首相も安泰ではないという
具体的なシナリオが用意されています。
そんな中、日本も衆議院議員選挙が秋ごろ
おこなわれそうな感じですが、アベノミクスが
失敗する中、安倍総理の支持率が下がっても
今のところ多くな動きとなる要因がありません。
対抗馬というか可能性的なものがないのです。

現実に決まっている事項で興味あるジャンルも
期待外れとなりそうな感じ満載です。
豪華列車を貸切運行、テレビアニメ実写化など
特に淡路ハイウェイオアシスに完成予定の
淡路アニメ・マンガアイランドは1年もつか
心配です。
期待を裏切るよいことが起こってほしいと期待する
1年です。

2017年1月2日月曜日

テレビ>ネット

年末のテレビ番組は録画したままのものもあるので
どれが面白かったかとか言うことはできませんが、
紅白歌合戦のハーフタイムショーに登場した
渡辺直美とピコ太郎は紅白に限らず年末年始に
よく見かけた気がします。

どちらも海外でウケた日本人ということでの起用ですが
ご存知のとおりピコ太郎は動画再生サイト「YouTube」
昨年の世界2位の再生回数ということで、日本のみならず
トランプ次期大統領の孫娘がものまねする動画も
アップされるなど、予期せぬ大ブレークでした。
実際にあの動画はリズムと言い、曲の長さと言い、
歌い方と言い、見せ方と言い、凄く計算された
素晴らしい映像作品です。

しかし、ひとつ疑問があります。
「YouTube」という世界の中のトップスターが
テレビに出演して雑談すると言うのはどうなのでしょうか?
「YouTube」のスターはあくまで「YouTube」のスターで
テレビに出てしまうと何かが壊れてしまうような感じがします。

ピコ太郎本人もそのリスクを承知しているはずですが
それでも多数のテレビ出演をしたのは「テレビ>ネット」
ということだからです。
ネット広告が急増、ネット関連株高騰などと、いかにも
インターネットが天下をとっているように聞こえますが
現実に通信、放送の主役は今も「テレビ」なのです。
昔、吉田拓郎や荒井由実などのミュージシャンは
はほとんどテレビに出演しませんでした。
テレビに出演しないという話題の有名YouTuberが
現れた時、その構図は覆ったと言えます。

2017年1月1日日曜日

高齢化社会

今年最初の呟きは「高齢化社会」です。
しかし一般に言う「高齢化」ではなく、
有名人の「高齢化」についてです。

芥川龍之介も太宰治も30歳代で自殺しました。
若い頃に比べて作品をなかなか作ることができない
ようになり、悩み苦しんだ挙句の行為です。
現在はこのような事例をあまり聞きません。
その代わりと言っては何ですが、
「覚せい剤」に手を出す事件をよくニュースでみます。
スポーツ選手やミュージシャン自体も、昭和の頃と比べると
40歳代でも第一線の人は数多く、「高齢化」しています。
その陰で、行き詰った人たちが自らの命を絶つのではなく
逃避する傾向にあるのです。
自殺も覚せい剤もよいことではありません。
しかしこの問題を解決することは、日本を好景気にするより
難しい問題だと思います。

有名人の高齢化を感じるのは、やはり体を使うスポーツ選手や
俳優よりも、ミュージシャンです。
昭和の時代はアイドルと言えば14歳から23歳くらいの
10年間くらいでしたが、昨年解散したSMAPの平均年齢は
42歳です。
音楽でも常に売れ続けている平成以降のバンドは
Mr.Childrenやbump of chickenにとどまり、いまだに
サザンオールスターズやBzは売れ続けています。
これはファンたる一般国民の高齢化でしかたのないことでは
ありますが、他にも原因はあります。
私は実質オリコンは10年前で終わっていると思います。
歌が売れる時代ではなく歌手が売れる時代になったためです。
もちろんそれは歌手のせいというわけではなく、関係企業の
責任です。
もちろん、これからの時代は60歳代、70歳代でも売れる
ミュージシャンは存在すべきですが、高齢化社会だからこそ
誰からも愛される歌がヒットする社会であってほしいです。