2015年6月2日火曜日

年金情報流出問題

年金加入者の氏名、年金番号が
125万件流出しました。
125万件をハッキングするには
それなりの時間がかかり
5月8日にウイルスを確認して
発表までに1ヶ月近くかかっており
これが膨大な情報流出となった
と思います。

気になるのは政府の発言で
安倍総理も菅官房長官も
他人事のように批判していますが
これは政府の責任でもあります。

そして一番怖いのは、今年10月に
国民ひとりひとりに振り分けられる
マイナンバーです。
ある閣僚はメールを扱うパソコンと
管理するパソコンが繋がっていない
から問題ないですと発言していましたが
それはあたりまえの話です。
むしろ年金機構がそうしていなかった
ことが問題なのです。

中国や北朝鮮、アメリカ合衆国からも
ハッキングされるであろうシステムに
日本の遅れた対策では防御は
できません。
ネットとは別の専用回線を利用したと
しても必ず漏洩します。
ハッキングされることを前提に
対策を講じる考えがなければ
日本にはまだ早い制度だと言えます。