2017年8月6日日曜日

八月の歌

 浜田省吾の代表曲のひとつに
「八月の歌」という曲があります。

八月になるたびに
 "広島-ヒロシマ"の名のもとに
平和を唱えるこの国
アジアに何を償ってきた
おれ達が組み立てた車が
アジアのどこかの街角で
焼かれるニュースを見た

この歌詞に象徴されるように
浜田省吾の中でも社会派の一曲で
これらの曲は、尾崎豊や
ミスターチルドレンに影響を
与えています。

私も当時は、衝撃的な歌詞と
歌いやすいメロディに魅かれましたが
最近になって、この歌詞は
「ちょっと違う」というふうに
思い始めました。

今日は広島に原爆が投下されて
72年ということで、当時の
広島を再現するドキュメントを
テレビで見たのですが、
「アジアに何を償ってきた」
というのは、ちょっと違う気がします。
この歌詞は恐らく、自分たちが
組み立てた車がアジアで燃やされてる
ことに怒りを感じている胸中なので
しょうが、それを「八月の歌」と
呼ぶことに、少し抵抗を感じます。

私も若い頃広島の原爆ドームに
よく行きました。
原爆に被ばくされた方かどうか
解りませんが、明らかに顔のカタチが
歪んだ人や、車椅子の年老いた人の
姿をその時見ました。
確かに日本がアジアに迷惑を
かけた戦争であったのですが、
ヒロシマについて、八月について
もっと違った歌であるべきでは
なかったかと思います。

もちろん、浜田省吾は山口県出身で
広島出身アーチストですから、
それなりに「ヒロシマ」を感じて
表現したのでしょうが・・・。