2017年8月14日月曜日

京都市の観光アクセス対策

京都の市バスが訪日旅行者急増で
旅行者をさばききれず、市民の足
としての役割を果たしていないので
値上げして市民には割引すべきと
言いましたが、それでも観光アクセス
として電車の便利が悪い京都では
やはりバスは主要なアクセス手段
と言えます。

京都市バスは一部のバス停に監視
カメラを設置して、さばききれない
バス停に臨時バスを運行させる
システムを導入しています。
それでも四条通、河原町通など渋滞
の多いところで、臨時バスの対応は
心もとないところがあります。
かと言って、地下鉄路線を増設
するのは、文化財が地下に眠る
京都で簡単にはできません。

となると、渋滞を少しでもなくす
努力が必用です。
一番現実的なのは、市街地を通らず
京都市北部へ行けるバイパスの
建設です。
京都縦貫道沓掛インターから
高雄、貴船・鞍馬、大原を経て
琵琶湖大橋への自動車専用バイパス
をつくり、京都市街を通らずに
大阪から国道162号などに
逃げれるようにすることで
市街地の渋滞を緩和するのです。
地下バイパスや高速道路を新しく
整備できない事情からこれが
観光アクセス向上につながります。