2017年8月24日木曜日

天保山再開発

夢洲にカジノ誘致した際のアクセスとして
京阪電鉄が工費削減で中之島線を地下鉄
九条駅へ延伸して、そこから中央線に乗入
る案がありました。
規格のまったく異なる京阪電車と地下鉄の
乗入は絶対ムリなのですが、びっくりした
のは、そのあとに書かれていた「海遊館
移転」の記事です。

大阪市はWTC、JR湊町など数々の
赤字施設をバブル崩壊後つくりました。
その中で唯一成功したのが「海遊館」で
その一体の天保山エリアは、大阪城、
USJと並ぶ大阪を代表する観光地です。
その海遊館を民間企業に売却し、買い受けた
近鉄グループが老朽化のため夢洲へと
移転を計画しているとのことです。

IRが危険とは言いません。
しかし、家族連れや若者など、誰もが
楽しむエリアではありません。
ビジネスマンとその家族、外国人旅行者が
主要ターゲットのはずです。
そのエリアに海遊館を持って行く発想が
まずわかりません。
また、大阪市が唯一成功した街づくりの
天保山エリアから海遊館を外すことにより
そのあとの街づくりはどうなるのでしょうか?

近鉄グループが海遊館のリニューアルを
考えているのであれば、大阪市はそれにあわせ
天保山の再開発を考えるべきです。
中央突堤は昔と違い大型貨物船を扱いません。
ですから、天保山エリアの拡張は可能な
はずです。であれば、海遊館の西側を埋め立て
そこに海遊館を移転するのです。すぐ隣なら
移転コストも安く済みます。
それに合わせて遊覧船サンタマリアの発着も
西側へ移動し、大型クルーズ船停泊用岸壁を
その分拡張して、さらに大きなクルーズ船も
停泊できるようにします。
USJやATCへ行く連絡船の桟橋は南へ
移動し、南側にある海上警察は庁舎ごと
中央突堤南側へ移転します。

今後、大阪ベイエリアの拠点はUSJ、
天保山、ATC、夢洲の4か所になります。
民間に委ねるのも結構ですが、それぞれの
コンセプトはしっかりもってほしいものです。