2017年8月28日月曜日

光と水のダフネ

チューブやサザンが夏らしい音楽と
言われるように、アニメにも夏を
イメージさせる作品が数多くあります。
「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」
「ひぐらしのなく頃に」
「新世紀エヴァンゲリオン」
などが有名なところでしょうか。

私のイチオシは2004年放送された
「光と水のダフネ」です。
この作品は海に沈んだ大地から人類が
ふたたび人工都市で海上に浮上してから
100年後の未来世界が舞台です。
東京・名古屋は1月~7月放送でしたが
大阪は2月~9月とクライマックスが
夏だったからかもしれません。

ネタバレにもなるので詳しい内容は
言えませんが、主人公の水樹マイアが
たった一人の身内である祖父を亡くし
優秀ながら海洋庁の試験に落ちたことから
生活できなくなり、ひょんなことから
住み込みでなんでも屋「ネイレス」に
入社します。しかしメンバーは暴力的な
変わり者のお姉さんばかりで、仕事も
危険なものばかり、そんな毎日を描いた
お色気アクションギャグアニメです。

そんな日々の中、少しづつ失われたマイアの
過去の記憶が蘇り、物語は壮大な
クライマックスを迎えます。
たった一人の身内だった祖父についてや
成績がよいのに海洋庁の試験に落ちた
カラクリもすべて明らかになります。

「魔法少女まどか☆マギカ」は
魔法少女ものと思いきや、少女が
試聴すると発育上よくないのでは
と思えるストーリーですが
「光と水のダフネ」はお色気アクション
ギャグアニメと思いきや壮大な時空
ロマンアニメです。