2017年8月27日日曜日

細野氏の悲劇

東京都の小池百合子知事の側近である
若狭勝衆院議員と、民進党を離党した
細野豪志衆院議員は11日、都内で
会談した。
両氏はそれぞれ新たな国政政党の結成に
意欲を示している。
会談では、憲法改正や国の情報公開
などの政策を巡り意見交換。
今後も協議を継続することで一致した。

今日たまたま某テレビ番組で
若狭氏と細野氏のふたりが
出演しているのを見ました。

細野氏が自民党の対抗勢力としての
民進党が機能していないことへの
絶望から、離党した気持ちは理解
できます。ただ、「対抗勢力」として
存在したいがため、自らが政党を
立ち上げることができたとしても
それで離党した意味がないことは
知っているので、どこかの勢力と
組みたい気持ちはわかります。
でも、若狭氏でいいのでしょうか?

若狭氏は今人気の小池都知事の
側近で注目されているのはわかり
ます。しかし何がしたいから
「日本ファーストの会」を立上げる
のかが、いまひとつわかりません。
たとえば、日本維新の会は
大阪維新の会が掲げる都構想実現の
ためには、法改正が必要なため
国政に進出する必用がありました。
また、大阪だけでなく地方創生に
繋がる政治も目指しています。
そのうえで与党とは是々非々の
ポジションをとっており、世論調査
では、民進党より若い世代に
存在感を示しています。
細野氏は従来、維新に合流すべき
だったのではと思います。
若狭氏についてよかったかどうかは
いずれ結果がでることでしょう。