2014年12月9日火曜日

今年のテレビアニメを振りかえって 後編

最近のテレビアニメは、
人件費の安い国に一部委託をして、コストを抑えるとともに
出版社、レコード会社、ゲーム会社などが
収益を得るシステムを確立しました。
加えてBS、CSなどメディアの多様化で
多くのコンテンツが求められる中、
急速に作品数を伸ばしてきました。

その結果、大都市では地上波テレビでの深夜アニメが増大。
TBS、MBS系列では、時間枠内に番組が収まらず
他の系列民法で放送される異常事態となっています。
妖怪ウォッチ、ラブライブなどはアニメ放送以外の売上が
かなりのウエートを占め、少子化にもかかわらず、
社会現象となっています。

そんな中、最近気になるのが、エログロな作品が増えていることです。
特に人が殺されるシーンでの残酷なシーンが目立ちます。
番組によってモザイクをかけたり、自粛をしているようですが、
視聴者側も残酷なシーンに免疫ができ
少々のグロな場面では、
特にどうってことない感じになってきています。

僕の調査で、今年4月からの人気アニメ投票の順位は下記のとおりです。
(対象は新作のみで2期作品を除く。順位は暫定)
1位 アルドノア・ゼロ
2位 七つの大罪
3位 四月は君の嘘
4位 一週間フレンズ。
5位 甘城ブリリアントパーク
6位 月刊少女野崎くん
7位 ばらかもん
8位 繰繰れ! コックリさん
9位 オオカミ少女と黒王子
10位 結城友奈は勇者である

総じて言うなら、エログロ作品は人気がないということです。
某業界アニメでは、やたらと市街地を2台の車が競争する
シーンがでてきますが、法に抵触するようなシーンも
極力避けてほしいものです。

世界をリードする日本のアニメだからこそ
今後の発展に期待します。