2014年12月22日月曜日

JR東日本が東京駅100周年を破壊してまで教えてくれたこと。

先週土曜日、東京駅開業100周年を記念したIC乗車券
「Suica(スイカ)」の販売が、販売中に中止されました。

1万5000枚限定販売で、ひとり3枚まで購入できるもので、
徹夜で並ぶことは禁止されていました。
しかし、現実は始発電車で朝5時過ぎに東京駅に到着して、大急ぎで
現場に行くと徹夜で長蛇の列がすでに完成されている状態でした。

その2時間後、徹夜で並んだ人の大半が購入した時点で
安全が確保できないとして、販売中止のアナウンス。
東京駅到着時点からフラストレーションが溜まっていた
始発で並んでいた人を中心に、怒りが大爆発します。

駅員も前日から徹夜をしている人がいることを知りながら放置し、
当日も整理券を配布するという準備もなく、、警備誘導を怠り、
販売中止に対しても謝罪の言葉はなかったそうです。

まず、第一に思うのは、鉄道輸送に携わる企業であるにも関わらず
一番重要な「安全とサービス」がまったくできていなかったことです。

ここは真摯に反省し、今後の対応を考えていただかないと
大きな事故に繋がりますし、万一の事故が起こった際の対応力も
問われてしまいます。

次の問題は、転売目的で買う人がいることです。

ネットの普及でi-phoneや妖怪ウォッチなど
オークションで転売することを目的に購入する人が増えて
限定→徹夜→購入→転売
の構図が一般化してきています。

ネットの噂では、販売中止を告げる駅員に対する罵声の中に
「それじゃあ、転売できないだろ!」と言う声もあったとか。

まず売る側も、できる限り需要を予想して供給する。
国内大手オークションサイトも、特定の商品については
協定して協議していくことを検討してもいいと思います。

本日、JR東日本が希望者全員にSuicaを販売することを
発表しました。
これを販売中止の時に発表できれば、これほどのことには
ならなかったと思います。
この部分は「事故」が起こった時の「対応」にあたります。

今回オークションサイトで高額に購入してしまった人もいます。
購入する側も、これを機に冷静になるべきだと思います。

我々日本人は、古くから「礼」や「徳」を重んじ
先のワールドカップの観戦後のごみの持ち帰りで
世界からも一目置かれている立場なのです。
売る側も買う側もこれを教訓にしていかねばなりません。
日本のモラルが問われます。