2016年12月25日日曜日

大阪環状線の実情




























山手線が国鉄車両から3世代目の新型車両を投入していますが
大阪環状線が半世紀ぶりにようやく新型車両を投入しました。
しかしながらその車両は1両4ドアから3ドア車となり、通勤通学
に相応しくないイメージとなっています。
しかし実は新型車両が導入されることと関係なく、大阪市が
首都圏から大きく引き離されていることがわかる目安があります。
それは「大阪環状線」のダイヤです。

上の時刻表は大阪駅からUSJへ向かい2駅目にある
「野田駅」本日の時刻表です。
「野田駅」は地下鉄千日前線「玉川駅」と駅名は違いますが
乗換駅となっていますが、昼間はなんと15分に1本という
寂しいダイヤです。朝夕も多く走っているように見えますが
2本に1本はUSJ方面へ行く電車なので、弁天町、天王寺へは
やはり15分毎となっています。
一見、和歌山・関西空港へ行く関空快速や奈良へ行く大和路快速が
大阪環状線を通るので、大阪環状線は賑わっているように見えますが
これが実情です。
そして、今後は首都圏一極集中によりもっと過疎化するはずです。