2015年9月3日木曜日

和歌山県太地町でイルカの追い込み漁が始まりました

和歌山県太地町で、イルカの「追い込み漁」が始まり
ました。世界的な圧力で日本動物園水族館協会が加盟
する水族館は今年からこの漁で入手することが禁止
されていますが、加盟していない施設からの購入希望
があり今年も活動しています。
捕獲に反対する環境保護団体などのメンバーも姿を見せ
地元の警察が警戒に当たるなか、写真撮影や双眼鏡で
監視したりしましたが、大きなトラブルはありません
でした。

鯨やイルカが嫌いなわけではありませんが、絶滅危惧種
ではないものに対して、残酷だから捕獲してはいけない
という人たちが私には理解できません。


















太地町は紀伊半島南東部に位置し、南紀勝浦温泉の隣の
小さな町です。
大阪中心部から岡山、名古屋ほどの距離があり、正直
私も未踏の地です。
そこで昔から受け継がれている伝統産業を突然海外から
横やりを入れられて、断念しなければならないという
のもおかしな話です。何の権利があって太地町の暮らし
を絶とうとするのでしょうか?

日本における基地移設反対、原発再稼働反対、
安保法案反対もそうですが、虐めやすいものから虐めて
恐いものは見て見ぬふりをする「最低な人間の集団」にしか
見えません。
グリーピースなる団体が日本の捕鯨調査船に対し
妨害活動をするのに南沙諸島を埋め立てる中国に対し
何もしないことがよい例です。

地方が過疎化し、この先47都道府県も維持できなく
なるかもしれない日本の地方において、鯨やイルカ
よりも太地町のほうが絶滅危惧種に見える私です。