昨日、携帯電話が壊れたことから、いろいろと
新しい機種や料金を調べて、ひとつの傾向が
見えてきました。
総じて、携帯キャリアは他社からの乗り換えに
力を入れているのです。
おそらく日本人の手に行きわたり、少子高齢化
で新規申込よりも乗り換えに需要を見出して
いるからだと思うのですが、変な話です。
つまり長い間利用してきたユーザーよりも
長い間他社を利用していたユーザーに手厚い
というのは、間違っていると思います。
仮にそれが正しいのであれば、ユーザーは
2年おきに携帯キャリアを変えていけば
ランニングコストは下がりますし、携帯キャリア
も手間は増えて人件費が増える一方、
売り上げは減ることはあっても増えません。
このようなことから昨日述べた「退会手続き」
も難しくなっているのかもしれませんが、
明かに「負の連鎖」です。
アップルが日本で携帯電話を販売して以来の
流れから、将来的に、携帯キャリアは通信
事業者化していくと思います。
そろそろ派手なCMから卒業して、通信回線
の増強に力を入れていくべきだと思います。
ユーザーを獲りに行くのではなく、ユーザー
のほうから選んでもらえる企業になることが
生き残る必須条件です。