2018年2月4日日曜日

昨夜の「ブラタモリ」有馬温泉について

近畿地方に現在活火山はありません。
しかし、神戸市北区には、日本屈指の
名湯「有馬温泉」があります。
以前から気になっていたのですが
昨夜NHKで放送された「ブラタモリ」で
やっと解決しました。

有馬温泉は火山の熱で地下水が
温められたものではなく、
海水が600万年という長い時を
かけて、地下50キロメートルの
深さでマグマの熱で熱湯になり
有馬温泉の地下まで流れ込みます。
そこから一気に地上に噴き上げ
られるから、火山は関係ないのです。

番組では特に説明なかったですが、
大阪湾や太平洋沿岸の水深は
1キロメートルもありません。
おそらく水深50キロメートルと
いうことは、遥か太平洋の
海溝部分、フィリピン海プレートが
ユーラシアプレートに潜り込む
ところと推測され、ここから
流入した海水が、有馬に噴き上げる、
奇跡の温泉と言えるのでしょう。

難しい本を読んでも、
私のようなバカには
なかなか理解できませんが、
「ブラタモリ」という番組は
わかりやすい、よい番組です。