2018年2月20日火曜日

ホントに一億総活躍社会を目指すなら・・・

裁量労働制導入を導入するため
厚生労働省が提出したデータに
誤りがあり問題になっています。

どういう間違いかというと
一般労働者の労働時間と
裁量労働者の労働時間で
裁量労働者のほうが労働時間が
短いと安倍総理が言い切りましたが
一般労働者の労働時間は
最長労働時間で
裁量労働者の労働時間は
平均労働時間で
裁量労働者の労働時間は実際には
違法ではないかと疑われるほどの
労働時間だったのです。

与党が裁量労働制を導入したい
背景は、労働者の賃金を抑え
企業の国際競争力を強化したい
狙いがあります。
しかし、本当に一億総活躍社会を
目指すなら、企業目線ではなく、
労働者目線の政治が必用です。

都内のネットカフェ難民が
30代40代を中心に、4000人
いるとのことです。
働き盛りの世代が働かないのは
いろいろな問題がありますが、
働きたいと思わせる職場がない
ことが一番の原因です。
NHKの内部留保が700億円など
大手企業が潤っている今、
いかにこのお金を回転させ、
いかに労働者を増やすかが課題です。

企業目線ではなく、労働者目線・・・
国家目線、国民目線の政治を
取り戻してほしいものです。