2018年2月2日金曜日

座席指定通勤列車に踏み切れない東京

南海電鉄「泉北ライナー」は
泉北ニュータウンから南海難波駅を結ぶ
座席指定の有料特急です。
座って通勤できると好評で、
始発の和泉中央駅からの乗車は
少ないものの、次の光明池から先から
混みはじめ、難波到着はほぼ満席と
好評です。
この人気のあとを追って京阪電鉄も
同様のサービスをしています。

東京でも似たサービスを始めるのが
京王電鉄です。
ただ、こちらは夕方のラッシュアワーを
終えてからの新宿発のみとなっており、
通勤列車ではありません。
東京の私鉄は大阪と比べると
圧倒的に利益をあげており、
山手線と大阪環状線の車両更新状況
からも察せられます。
京王電鉄に限らずJR東日本でも
どこか1社が思い切って座席指定の
通勤列車を朝夕走らせれば、きっと
他社も追従するはずです。

京王電鉄のように汎用車輛で運用する
のではなく、輸送力を高めるため、
専用の2階立車輛で運用し、
指定料金も1000円程度(月契約は割引)
徴収しても絶対に需要はあるはずです。
黙っていても人口が集中して乗車人員に
翳りがない今の状況では、
なかなか踏み切れないのでしょうけど・・・
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