2015年3月22日日曜日

漫画の不思議

CDはネットの普及により
ダウンロードが主流となり
売れなくなりました。

本はもともと低迷していましたが
電子書籍の登場でさらに
売れなくなっています。

しかし
何故漫画は売れているのでしょうか?
ピークは過ぎていますが
今でも月曜の電車で
「週刊少年ジャンプ」を読んでる人は
多いですし
そこで連載されている
「ワンピース」単行本は400万部
累計3億部以上の売り上げです。

webコミックという新分野も登場し
決して安泰ではないはずですが
CDほどの落ち込みは見られません。

原因のひとつはこれまでの
スタイルの違いがあると思います。
特に音楽はウォークマンの登場以来
歩きながら楽しむスタイルが定着し
持ち歩けることがトレンドになっています。

一方漫画は目で読むため
静止した状態でないといけません。
特に少年誌の場合は
一作品数分で読めるため
小説と比べても読みやすいのです。
また新聞のように大きくないので
混んだ電車でも気軽に読めます。

私の分析もまだ不完全で
不思議に思うところはまだあります。
また、これから新しい技術によって
スタイルも変わるかもしれません。
しかし斬新なコンテンツが存在する限り
普遍なものだと思います。