2015年3月13日金曜日

トワイライトエクスプレス

本日12時50分大阪駅到着を最後に
豪華寝台特急「トワイライトエクスプレス」は
姿を消します。
なんども言いますが
需要があり成長の見込めるものを
自らの手で葬るJR西日本は誠愚かな企業です。

なぜ姿を消すのでしょうか?
車両の老朽化と言いますが、
引退後も貸切列車として運用され
後継の豪華車両の製造も決定しています。

北海道新幹線開業時に青函トンネルの電圧が
変更されることと言っていますが
その反面、JR西日本は
在来線を北陸新幹線に乗り入れさせるために
電圧はもちろん線路幅の変化にも対応する
「フリーゲージ車輛」を実用直前まで
こぎつけています。

整備新幹線の並行在来線が
第三セクターへ移管され、
新たに使用料が必用となるなんて
豪華列車なのに言い訳にも
なりません。

JR東日本が寝台特急富士を
1日だけ走らせた際
JR東海がNOをだしたので
東京・鹿児島間の走行を断念しましたが
今回はJR東海エリアは走行しません。

いかなる角度から見ても
JR西日本にやる気さえあれば
トワイライトエクスプレスが
引退する必要はなかったのです。

最後にひとつだけ補足させていただきます。
このコメントで「JR西日本」を指すのは
あくまで幹部、役員に対してです。
トワイライトエクスプレスの魅力の要素には
乗務するJR西日本のスタッフのサービスも
含まれます。

日本の美しさ、すばらしさがまたひとつ
失われたようで、寂しい気持ちです。