2017年1月17日火曜日

アパホテルのネット炎上は日本政治の責任

「アパホテル」中国のSNSで“炎上” 
「南京大虐殺を否定するCEOの著書が客室に」
告発動画「微博」で6800万再生
今日はこの記事についてです。

動画は、アパホテルで書籍を購入し、英語版の内容を紹介。
南京大虐殺を否定している部分などを読み上げ、
「彼には、自分の本をホテルに置いたり自分が言いたいことを言う権利はあるが、
彼の政治的思想を知らない中国人・韓国人客からお金を取っているのは不誠実だ。
このホテルに支払ったお金は、CEOのこのような政治的思想をサポートすることになる。
これはこのホテルだけの問題で、この国やこの国の人々には関係ない。
日本をディスるつもりはない」
としている。

この文面で気に入らないのは、南京大虐殺を否定する
アパホテルが問題で、日本や日本人に問題ないと
動画投稿者が発している部分です。
日本も日本人の多くも南京事件を「否定」はしないでしょうが
中国の言う「大虐殺」は日本も日本人も信用していません。
特に原子爆弾で命を落とされた関係の方々は、死者数を
胸を張って叫ぶ中国に対し憤りさえ感じているところです。

ではなぜこの動画投稿者はこのように考えているのでしょうか?
これは投稿者の責任でも、アパホテルの責任でもありません。
すべて「日本の政治」の責任です。
日本の政治家はアパホテルを見習って、日本としての考えを
全世界に発信すべきです。もちろんネットで発信するだけでなく
今回明るみになったアパホテルのように、個人個人の心に
届くような方法をとらなければなりません。
たとえば、書籍は指定しませんが、中国の言う南京大虐殺は
間違っているという内容の本をホテルの全室に配置する義務を
旅館業法に加えるのです。
それで訪日旅行者が2000万人を下回ったとしても、
仕方ありません。
日本を見てもらうのは景色や文化、製品だけではありません。
南京事件以外にも、竹島問題、北方領土問題、慰安婦問題など
日本が抱える悩みや問題、考え方を見てもらうのも含めて
訪日旅行者ではないでしょうか?