2016年8月24日水曜日

プリウスの人気がいまひとつの理由

去年、不正をおこしたフォルクスワーゲンに
今年、トヨタ自動車はなぜ売上をぬかれたのでしょうか?

理由はいろいろとあると思いますが、今日は今のトヨタを
代表する車「プリウス」について考えます。
かつてトヨタと言えば「カローラ」でしたが、ここ数年は
トヨタといえば「プリウス」と言われるくらい、売上も人気も
ずば抜けています。
特に燃費=車の性能となった今、ハイブリッドカーの人気は
通常のエンジンの車とは高次元でユーザーからも
認識されています。

そのプリウスが今年からモデルチェンジして売上が好調です。
と言いたいところですが、年間予想が300万台弱で、これは
今までのプリウスの売上からすると、そんなによい数字とまで
言えません。
理由の一つに政府が行ってきたエコカー補助金などがなく
今年は営業環境がよろしくないということです。
もうひとつはライバル車が増えていることです。
ここ2~3年はトヨタ自体も「アクア」というプリウスの小型版の
車種が売れており、今年のプリウスの売上が前年比よりよいのは
その影響があります。
しかし、私はもうひとつの理由によるものだと思います。










































上の画像は2代目プリウス、3代目プリウスそして最新の
4代目プリウスの画像です。
2代目、3代目ときて4代目のデザインは格好はよいかも
しれませんが、ユーザーの期待を満たしてはいない
デザインであったと思います。

これまでも、テレビやゲームなどメーカーはモデルチェンジ
のたびに性能をよくしていきましたが、ユーザーが
メーカーの思惑通りついてこずにコケるということはありました。
今回のプリウスのモデルチェンジも、その類に見れるのは
私だけでしょうか?