2015年10月11日日曜日

南海電鉄の発展性

最近、関西の鉄道網の可能性に関していろいろと
申してまいりました。そんな中、ひとつだけ可能性
がイマイチ見えないのが、南海電鉄です。

南海電鉄は大阪市街「なんば」から、関西空港、
和歌山市街地、高野山へアクセスしています。
一見すると、現在の外国人旅行客の激増で、
大幅利益アップとなっていてもおかしくないのですが
何故か微増で、営業利益は微減傾向のようです。
その原因は日本における大阪の地位の低さに
あります。

関西空港からのアクセスはなんばまでの南海
よりも梅田、新大阪、京都へのJRに流れます。
京都で観光したり、名古屋、東京方面に乗換
できるため、多くの人はなんばで降りるメリットが
ありません。
メリットをつくるためには関空まで飛行機を利用した
人が大阪を目的地としなければなりません。
今のところ南海電鉄が新しい路線をつくったところ
でJRやリムジンバスには対抗できないと思います。
もし突破口があるとすれば、天下茶屋や新今宮の
駅前に格安の大規模宿泊施設をつくって関空利用
のお客様をホテル利用のために鉄道を利用
させるくらいしか浮かびません。

残念なのはなんばから高野山への特急の需要の
なさです。
車両編成を少なくして1時間に1本程度でも運行
できれば利便性が増すのですが、1日5本程度
では気軽に利用できません。
高野山は世界遺産ではありますが、立地も悪く
人が少ないからよい面もあるので、解決策は
思い浮かびません。

もちろん何年も前から南海グループも中国人を
中心とした外国人旅行客の集客にあの手この手
と企画実施しているようですが、中国人旅行社
サイドに押されて功を奏していないのが実情です。
いったいぜんたいどうすればいいのやら・・・。