2017年2月21日火曜日

日本の漫画を愛読したポーランド人が女流プロ棋士に

将棋の女流のプロ棋士を目指していたポーランド出身の
カロリーナ・ステチェンスカ女流3級が、20日、
東京で行われた対局に勝ってプロとなる女流2級に
昇級しました。日本将棋連盟によりますと、外国人が
将棋のプロになるのは男性の「棋士」も含めて初めてです。
カロリーナ・ステチェンスカさんはポーランド出身の
25歳で、高校生のときに読んだ日本の漫画に登場する
将棋に興味を持ち、インターネットの対局を重ねました。
その後、プロを目指して来日し、甲府市内の大学に
通いながら女流のプロ棋士を養成する研修会に所属して
腕を磨き、おととし10月には女流3級に昇級して、
プロ入りに王手をかけていました。対局のあと、
「プロになれてうれしいです。将棋だけでなく日本語も
勉強しながら知らない文化に触れる毎日で、
苦しかったですが、諦めることはありませんでした。
家族や友人など助けてくれた人がたくさんいたので、
みんなに感謝しています。いずれは外国の人たちにも
将棋を広めたいです」と話していました。

昨日、NHKニュースからの抜粋です。
漫画というのはテレビアニメにもなっている
「NARUTO」(岸本斉史:作)です。

ステチェンスカさんに限らず、日本の
漫画やアニメにふれて、日本文化に憧れて
日本で生活し活躍する若者は少なくありません。
もちろん日本の漫画やアニメを見て日本に
行ってみたいと思い旅行に来る若者は
たくさんいます。

たかが漫画やアニメと考えている日本人が
未だ多い中、漫画、アニメというものの
重要性がもっと認識されるべきです。