2017年2月24日金曜日

昼間の民放、金正男氏殺害ばっかりでがっかり

昼間の民放テレビを見ていると
毎日毎日同じような話題を長々と
やっていて、逆に凄いと思います。

舛添知事(当時)の疑惑から辞職の時は
1ヶ月同じことばかり放送し、舛添氏で
なくとも、ノイローゼになる人も
いたかもしれません。

今はというと
日本のことではなく、マレーシアの空港で
おきた金正男氏殺害についてずっと
報じています。
金正男氏殺害した女性が「毒物」と
知りながら犯行に及んだ
と言うマレーシア警察のコメントも
北朝鮮を動揺させるための偽情報かも
しれないのに何時間にもわたり
番組で専門家を交えて討論しています。

今回の犯罪は人の多い空港ロビーで
相手が油断しているところを、堂々と
殺害するというストーリーですが
最大のリスクは毒殺するにあたり
加害者も毒で死ぬ可能性があることです。
加えて加害者は女性のほうが適任なので
実行犯は女性となりました。
しかし工作員は男性なので、女性を雇います。
関係者でもないのに、殺人の共犯を
依頼するはずがありません。
殺人の共犯として依頼した場合は
事件後実行犯である女性を口封じに
別の場所で殺す必要がありますが、
その場合にも女性から毒物を浴びる
危険性があるので、警察の会見より
女性の自白のほうが説得力があります。

ではなぜ警察は女性を共犯者と言うのか?
会見を真に受けて、指示と異なったことを
工作員がしていたと北朝鮮が受け止め
北朝鮮と工作員を揉めさせるためでは
ないでしょうか。
この考えがあっているかどうか別にして
今ああでもないこうでもないと言っても
仕方ないのによくやるなぁと感心します。