2015年11月30日月曜日

高齢者にやさしい路線バス











この画像はネットから拾った路線バスの座席図です。
わが大阪市の市営交通もだいたいこんな感じだったと
思います。
高齢化や障がい者に対応すべく、低床バリアフリー
が常識となってきました。

しかしこのバスには問題があります。
高齢者の利用を意識しながらも、車椅子の方が乗車
すると、座席は6席しかないのです。
運転席の後ろ2席はタイヤハウスがあるため
高齢者に適しません。
後部はタイヤもそうですが、エンジン部などから
高齢者が利用しづらい仕様になっています。

エンジンを小さくすればよいようにも思いますが
それよりもひじ掛けを工夫すればいいのでは
ないでしょうか?
ひじ掛けはひじを置くことが目的ではなく、
カーブやブレーキをかけた時に座席をはみ出て
けがをすることを防止するものです。
今のひじ掛けですと、席に着くときと立つときに
負担が大きく、場合によると、ひじ掛けに体をぶつけ
ケガをする恐れもあります。















具体的には赤く描いたような小さなものにするのです。


これからますます高齢化はすすんでいきます。
特に路線バスは鉄道とくらべて居住地から歩く距離が
短くなるため、高齢者のウェイトが大きいので
高齢者の利用しやすいバスについて、全国に先駆けて
大阪が提唱してほしいと思います。