2015年11月14日土曜日

河野太郎・行政改革相の無能ぶり

河野太郎・行政改革相の無能ぶりがあまりに酷いので
今日はこの話題でいきます。

民主党政権の2009年民主党・蓮舫参院議員が
スーパーコンピューターをめぐる事業仕分けで
「2位じゃダメなのか」と指摘したことは有名です。
河野太郎・行政改革相は10月就任後、「『1位が1台』と
『2位が10台』、どっちが有効か」と文科省を批判していました。
そして12日、従来のスーパーコンピューター「京(けい)」の
次世代機を開発する文部科学省の事業が対象になり
有識者が「費用に見合う成果が期待できるか、わかりやすく
説明すべきだ」と指摘しました。
この指摘はわかります。
しかし「『1位が1台』と『2位が10台』」の発言はアホ丸出しと
言わざるを得ません。

IT・コンピューター関連の進歩は日進月歩です。
私が2000年頃映像配信のサイトを立ち上げた際は
当時とても珍しがられ人気がありました。
2003年頃から5年間活動を休止して、ふたたびその分野に
入った時は「you tube」なるものが普及し、世界中の誰もが
映像配信ができる時代になっていました。
世界一のスーパーコンピューターを完成した時点で他国が
そのさらに上のスーパーコンピューターをつくっていても
不思議はなく、「1番」とか「2番」とか言っている時点で
ナンセンスなのです。

宇宙事業についても同様です。
河野行政改革担当大臣が、「人間が宇宙に行って喜ぶという
時代は終わり、費用に見合ったリターンがあったのか、
厳密な検証をする時期に来ている」と述べたそうですが、
本当に「宇宙に行って喜んでいる」のでしょうか?
ものづくり国家「日本」がつくりつづけるモノの終着駅は
宇宙にあります。「宇宙を制する者が地球を制する」
と言っても過言ではありません。
「その時」が来たたときに、下請け部品しか作れないのでは
困るのです。

今年茨城県、栃木県に大水害をもたらしたのは堤防をつくる
予算を民主党蓮舫議員が「300年に一度の水害を防ぐために
何故堤防をつくらないといけないのか?」と言いだしたことから
堤防をつくらなかったからです。
格好をつけようとして、そこで無能なことを言ったために
起こした悲劇を繰り返してはいけません。

だからと言って無駄なところに税金を使用してはいけないので
「意見を言うな」と言っているのではありません。
言葉を選んでほしいのです。