2015年2月16日月曜日

アニメ「けいおん!」はなぜ失敗したのか

2013年の深夜アニメ「のんのんびより」が
今年ふたたび放映されます。

2009年人気を博したアニメ「けいおん!」
のようにならないことを期待します。

「けいおん!」は4コマ漫画から
2009年4月アニメ化された作品です。
2009年春は
「東のエデン」「シャングリ・ラ」「咲-Saki-」
「亡念のザムド」と深夜アニメの名作が揃い、
「鋼の錬金術師」「涼宮ハルヒの憂鬱」といった
人気アニメの追加版だけでなく
「毎日かあさん」「戦国BASARA」など個性ある
人気アニメがひしめく時期でした。

「けいおん!」は作品よりも、
それまで話題作を量産した
京都アニメーションの作品であることから
一部のマニアが注目するのに
留まっていましたが
放映がはじまるとブレークし
3ヶ月の放映後も
キャラクターが歌うCDとしては初の
オリコン1位を記録するなどの経済効果を生み
社会的な現象とまでなりました。
私も劇中にでてくる数万円のヘッドフォンを
購入したくちです。

こうなれば考えていなかった続編を
制作せざるを得ない状況になり
1年後の2010年4月TBS初の全国ネットの
深夜アニメとして放映が開始されます。

前作からのブランクはものともせず
放映直後は飛ぶ鳥も落とす勢いで
2期の主題歌はキャラクターソング初、
女性シンガーとして藤圭子、松田聖子以来の
オリコン1位2位独占の記録を作ります。

しかし
もともと2009年の3ヶ月だけ
放映する前提の作品で
2期を作ることを
考えていなかったため
2期は構成的に
すごくスローペースになりました。
人気があった故に
半年の放映となったことが
作品の勢いやスピード感を
さらに奪うことになります。

3ヶ月で経済効果を
もたらした作品ですから
6ヶ月放映したいという
制作側の気持ちもわかりますが
ここは3ヶ月で
構成すべきだったと思います。

今年放映される「のんのんびより」は
制作会社に欲がないからか、
他のアニメとくらべてグッズ販売が少なく
そちらでの売り上げは突出しておりません。

しかし作品には欲をだして
前作よりも内容の濃いものを
期待いたします。