2017年11月8日水曜日

プロ野球合宿所が「時代錯誤」とか言うアホ

 プロ野球合宿所に「時代錯誤」の声
という記事を見つけました。

「合宿所で共同生活させて管理するのは時代錯誤、
社会では18歳は大人として選挙権を与えたわけですし、
プロ野球選手というのは個人事業主です。
解雇されたら倒産を意味する。
自立心を持たせることが、
選手としての成長にもつながるはずです。
合宿所では人間形成に力を入れているという球団も
あるそうですが、そんなことは大人に対してやることではない。
プロ野球選手になったら、まず自分で不動産屋に行って交渉し
住居を借りる。食事は栄養面を考えて3食取る。
サラリーマンはみんなやっていることです。
自己管理とは程遠い、合宿所での画一的な選手管理は、
個性のある選手が生まれない要因にもなっている気がします」

プロ野球ファンのビジネス評論家の
コメントですが、これは間違えています。

まず、高卒の選手は18歳です。
喫煙、飲酒は法律で禁じられています。
合宿所にいても、喫煙や飲酒をする選手も
いるわけで、打撃や投球を指導するだけで
なく、生活面での指導も必須です。
大卒、社会人などの20歳以上の選手も
1年目は合宿所での共同生活をすることは
必用だと思います。
昔のように二人で一部屋というわけでなく
今はプライベートも充実できるように
なっており、野球でメシを喰うために
プロ野球選手になったのに、宿舎暮らしが
苦になるようならプロ野球選手に
向いていないのではないでょうか?
合宿所で暮らすから個性がなくなるような
人間は最初から個性がないのです。
これくらいのことでガタガタ言う評論家と
それを記事にするメディアに不快感すら
覚えます。