2017年11月4日土曜日

セレッソ大阪、ルヴァンカップ初優勝

日本サッカーの3大タイトルのひとつ、
JリーグYBCルヴァンカップ決勝戦が
本日、埼玉スタジアムでおこなわれ
セレッソ大阪が2-0で勝利して
セレッソ大阪として初のタイトルを
獲得しました。

セレッソ大阪は昨年Jリーグ2部の
J2で4位ながら昇格戦を勝ち抜いて
トップリーグのJ1に昇格し、今季は
現時点で3位とJ2の時より上の順位に
座っています。
セレッソ大阪の前身は元祖ストライカーの
釜本邦茂擁するヤンマーです。ヤンマーは
Jリーグに参加するつもりがなかったため、
下部組織をガンバ大阪へ移譲しましたが
その後セレッソ大阪としてJリーグを
目指すにあたり、下部組織を整備し、
そこから多くの有名選手を育てました。
またJリーグの若手有望選手も集めて
日本を代表する選手へと育てました。

しかしながら2000年オフの西澤選手を
皮切りに、特に2010年以降は、香川、
乾、清武、柿谷、南野選手が海外へ流出し、
スター選手が輝いては消えていくという
状態が続き、好調な状態は維持されません。
そんな中、海外で活躍の機会がない
柿谷、清武選手が去年、今年と復帰して
ドイツにレンタル移籍していた山口選手も
加わりチーム力があがっていきます。
ここでブレイクしたのが、
今日最優秀選手に選ばれた杉本選手です。
昨年までは自分でゴール前までボールを
運びシュートを撃っていたのが、周囲の
レベルアップでゴール付近にパスされた
ボールでシュートできるようになり
今季は得点王を狙う勢いです。

今日の優勝はセレッソ大阪復活の日かも
しれませんが、杉本選手は海外での
プレーを希望しており、将来は決して
明るいものではありません。
ただ、香川選手以外セレッソから海外で
長く活躍している選手はいません。
杉本選手もチームメイトがいいパスを
受けるからゴールが多いだけで、
まだまだ海外で活躍できるレベルとは
思えません。
本人のためにもチームのためにも
次のワールドカップが終わるまでは
国内で自分を磨くことがベストだと
思います。