2017年11月25日土曜日

このはな奇譚 第8話

使い慣れたビデオデッキが壊れ、使っていなかった
古いパナソニックのデッキを使用しはじめたところ
深夜アニメの録画失敗が最近増えました。
その筆頭だった「いぬやしき」「このはな奇譚」
(関西テレビ)を意地になって録画して、今日、
久々に見ました。
どちらかというと「いぬやしき」に期待していた
のですが、久々に見てみれば「このはな奇譚」の
ほうがおもしろかったんです。
「あれっ?」と思い、ネットを開くと久々に見た
「このはな奇譚 第8話」は特に評判よかった
ようです。

擬人化した「きつね」の住む異世界に、人間の少年
「カイト」が迷い込みます。「将来立派な仕事を
する」と豪語するその少年が現実世界へ帰ると
なぜか両親と思っていた人は単なる育ての親で
高橋さんという人に無理やりどこかへか連れて
行かれます。ふたたびカイトは異世界に現れ
絶望感から現実世界に帰りたくないと言います。
もうひとり異世界の宿に泊まっていた男性客、
トラック運転で事故をして異世界へ迷い込んだ
ようです。五体満足じゃなくなった様子で
こちらも現実に戻りたくないようです。
このふたりはお互いのこれまでを、きつねの
前で話をして、思うような仕事ができなく
なり絶望した少年に、男性は五体満足な体と
未来があるじゃないかと励まします。男性も
きつねから必用とされる奥さんの元に帰るよう
諭し、ふたりは現実社会へと消えます。
現実世界、大事故で盲目になった男性が
気の合う盲導犬と楽し気に散歩に出駆けます。
カイトは現実世界では犬だったのです。

ま、下手な要約で恐縮ですが、こんな話
だったと思います。
アニメではありながら、仕事、人生に疲れた
人には、良薬となる作品だと思います。