2017年11月18日土曜日

JASRACに対し公正取引委員会は仕事をすべき

JASRAC(日本音楽著作権協会)が、
来春から洋画に使われている音楽の使用料について
定額制から興行収入改める方針を示したことが、
波紋を広げています。
音楽教室からも使用料徴収を推進する等
このところのJASRACの動きは、
あまりにもエゲつない気がします。

「クリエーターの創作意欲のため仕方ない」と
言う意見もありますが、あるメディアは
そのクリエーターである坂本龍一氏も
現在の環境が適正ではないことは認めつつも
異論を唱えています。

前にも主張しましたが、現在の音楽売買の主流は
「ダウンロード」です。
ここに重点をおくべきです。
全国ロードショーのような映画に対して
興行収入の1%課すのはよいとして、
新鋭クリエーターが小劇場で公開するような
映画に対しても同じ条件でよいのでしょうか?
音楽教室の件もそうですが、売れたところから
徴収するのはよいとしても、これから成長
しようとするところからの徴収は、自殺行為に
等しいのではないでしょうか?

このところのJASRACの横暴な動向について
公正取引委員会は、そろそろ専門のセクションを
立上げて、JASRAC独自で著作権料徴収を
決められない様な態勢を構築すべきだと思います。