2017年7月30日日曜日

「乗せない」から「乗っていただく」へ

観光客の大型バッグが京都市バスの混雑に
拍車をかけていることを受け、市交通局は
京都駅(下京区)で、手荷物預かり所の
利用を促している。車内の混雑に市民の
不満が高まっているためだが、持ち込みは
後を絶たず、同局は頭を悩ませている。

さっき見かけたネットニュースです。
京都の市バスは他にも1日乗車券を
値上げして外国人旅行者の乗車人数を
減らしたいようです。
現在、降車時にしている精算を乗車時に
することにより、運行をスムーズに
しようとしているようです。

しかし、京都は観光都市です。
たとえば通常料金を3倍に値上げして
1日乗車券廃止、市民のみ事前登録で
料金を3分の1にすることで実質値上げ
なしという措置をとるなど、
外国人旅行者の乗車を拒むのではなく、
値上げしてででも乗車していただく
方向で考えるべきではないでしょうか?
そのうえで、外国人旅行者の割合の
多い区間では、スーツケースも邪魔に
ならない座席なしのバスを導入する
のもひとつのアイデアです。
また、市民用と観光客用に分社化
するのもひとつの道です。

近年、地方の路線バスは経営難で
廃線が相次ぐ中、贅沢な悩みを
抱えていることを、もっと自覚して
ほしいものです。