2017年6月19日月曜日

有本香は中国の話だけにしときなさい

ある番組で築地市場から豊洲市場への移転が
遅れている件で討論していました。
もちろん遅れている原因は小池知事がジャッジに
都議選を巻き込んでしまったことからの判断の
遅さです。
これにより移転中止や築地・豊洲の二市場態勢とか
いろいろな噂がたって事態が複雑になりつつあり
補償などのムダなコストが発生しており、
早急に豊洲の安全策を講じて、移転スケジュールを
発表すべきです。

この番組でコメンテーターのひとりとして出演していた
ジャーナリストの有本香氏にはガッカリしました。
「都市計画が遅れるから移転を早くすべき」
という意見を手をかえ品を変えしつこく言っているのです。
舛添前都知事が昨年11月に移転を決めたのに
小池知事がひっくり返したことがいけないと言うのです。

ここで何度も説明したとおり、モニタリング調査終了前の
「昨年11月に移転する」と決めたことがそもそも問題で
市場関係者も年の瀬の準備で忙しい11月の移転をなぜ
認めたのか疑問で、11月の移転を延期したことは100%
正当な判断です。これを是が非とも11月移転と言い
それに従っていた空気が異常だったのです。

これにより環二道路の完成が遅れるといいますが
完成させようと思えば完成させられます。
ただし汐留の交差点の地下バイパスが保留となるため
汐留が大渋滞となるでしょうが、阪神高速の湾岸線が
神戸線、第二神明と繋がらない為、摩耶付近が大渋滞
するように、道路が完成しないがため渋滞するのは
どこの都市でもある問題です。


















有本香氏の専門分野は中国・モンゴル情勢であり
この件に関しては中途半端な知識しかなく、広い視野で
捉えることができていません。
中国情勢の話を聞いていると、勉強にはなりますが
なんでもかんでも中途半端に頭を突っこむと
本職の中国についての論評の信頼性も薄らぎます。