2017年3月5日日曜日

この合区の考え方なら、大阪都は実現しません。

大阪市吉村市長は
合区の際の人口は各30万~40万人
合区・分区の歴史や文化を踏まえる
地震等の大規模災害を想定し、湾岸区を一体的に合区しない
など公明党の要望を最大限に配慮した
8総合区案を発表しました。

前の都構想の特別区の区割りよりは
現実的なものですが
これではダメです。

歴史、文化、災害を踏まえての調整は
大賛成ですが、人口って意味が
わかりません。
一見、区の人口が同等なら条件は同じ
と机上で考えているのでしょうが
人口は時代に応じて増減があります。
もっと検討しないといけないものが
あるのではないでしょうか?





















10年前の税収状況で言うと
北区、都島区、旭区の税収は1428億円、
東住吉区、平野区の税収は337億円となり
区割り時点で貧富の差が生じます。

以前に何度も述べた様に、区割りを
した後に、その区ごとに拠点が
存在していることが重要です。
拠点として挙げられるのは、
梅田・新大阪・なんば・心斎橋・天王寺
あと京橋、上本町くらいでしょうか?
現在すでに大阪の中心となる拠点が
分割されていることが重要です。

それと既存の区で調整せねばならない
という縛りは解くべきです。
北区、中央区、浪速区、天王寺区などは
分割して統合すべきです。

今の考え方であれば、私の生きているうちの
大阪都の実現はなさそうです。