2017年3月16日木曜日

オリンピックにつづき万博誘致も失敗しそうな大阪

「大阪出遅れ、仏は挙国一致」
昨日の某新聞の第一面です。
大阪が準備不足なのと対象にフランスは国を挙げて
すでに準備が完了している旨の内容の記事です。

準備不足云々よりもテーマの選択ミスで
私は失敗すると思います。
フランスのテーマは「知識の共有、守るべき地球」
ということで地球温暖化対策の枠組み「パリ協定」
を推進するもので、国際的なテーマです。
一方、大阪は「人類の健康・長寿への挑戦」という
テーマでしたが、「いのち輝く未来社会のデザイン」
に変更され決定しました。人間が長生きするための
見本市にしたかったのでしょうが、日本は健康や
長寿に興味があっても、外国が長寿に幸福を
求めているとは限りません。
このテーマは「万国博覧会」ではなく「日本博覧会」
のテーマです。

もし「万国博覧会」のテーマなら人間が機械と
どのように未来を歩むかをテーマにして、
今後のIT、AI技術が人にいかにとけこんで
幸福をもたらすかのほうが興味を引いたと思います。
「健康・長寿」がやりたければ、その中で
足腰が弱っても外出できる移動手段や
介護機械を展示すればいいのです。

私は1970年、まわり一面に世界創造のような
迫力ある映像の中を、エスカレーターに乗って見る
パビリオン(おそらく三菱未来感館)を今でも
忘れませんし、半世紀近く前ではありますが
そのような施設にあれ以来巡り会っていません。
せっかく技術大国「日本」で発信する万博です。
半世紀後は誰もが体験できるかもしれませんが
今は誰も体験できないような技術の万博に
してほしいものです。