2016年7月30日土曜日

JR北海道の問題は日本の問題

JR北海道の島田修社長は昨日記者会見を開き
鉄道事業を抜本的に見直す方針を正式に表明した。
秋までに「JR単独では維持困難な線区」を公表し、
地元自治体との協議に入りたい考えだ。
具体名を明らかにしていないが、厳しい経営状況を
踏まえて輸送密度2千人未満の線区を対象にすると
みられ、この場合、宗谷線や根室線富良野―新得間
など11路線16区間が該当する。

いよいよ来るべき時が来たかという報道でした。
現実JR北海道は札幌周辺の一部の区域を除いては
ほぼ鉄道輸送を必用としない需要になっているのは、
利用してみれば体感できます。
和歌山電鉄のように企業努力で持ちこたえるのは
稀な事例で、京都丹後鉄道のように民間企業が
経営努力しても一朝一夕に解決できるものでは
ありません。

昨日も述べたとおり、経済をよくするには地方が
活気づくことが重要で、そのためには日本の仕組み
そのものを変えないと解決はできません。
北方領土返還への空気を高めるため、釧路、網走、
根室などの北方領土近くや、ロシアから近い稚内
などが衰退することは、日本国家としてもよろしくない
ことは明らかです。
つまり、今回の問題はJR北海道を再生させるのでは
なく、北海道そのものを再生させなくてはなりません。
自治体や国が負担するのはその場しのぎに過ぎず
それだけならば廃線させたほうが傷が浅くてすみます。
東京一極集中からの解放が望まれます。