2016年7月27日水曜日

相模原市も犯罪者

相模原市緑区の障害者施設「津久井やまゆり園」で
入所者19人が刺殺された事件で、殺人未遂容疑で
逮捕された元職員、植松聖容疑者(26)が
犯行前に犯行をほのめかすサインをだしていたことが
明らかになっています。

「障害者を抹殺する」
植松聖容疑者は今年2月、衆院議長公邸を訪れ、
今回の凶行を示唆するような大島衆院議長宛の手紙を
警戒中の警察官に渡していた。
精神保健福祉法に基づき強制的に入院させる「措置入院」
となり、尿と血液から大麻の陽性反応が確認された。
だが、12日後の3月2日には退院していた。
これら一連の過程で相模原市は、植松容疑者から大麻の
薬物反応が出たことについて、警察や当時の勤務先だった
障害者施設に報告していなかった。同市の担当者は
「届け出の義務はないので届け出ていない」としたうえで
「退院後の動向は一切把握していなかった」としている。

ネットニュースからの抜粋ですが、これって
相模原市が犯罪を隠蔽したということではないのでしょうか?

今年の話題の一つに元プロ野球スター選手が麻薬取締法で
逮捕され裁判になることが連日報じられていました。
最近は麻薬中毒者がおこした事件だけでなく
麻薬取引からその恐ろしさまで、こと細かく毎日のように
テレビで報じられています。
にもかかわらず、大麻の陽性反応がでた人物を相模原市が
警察に届けなかったのは、明らかに違法行為です。
そしてこの問題がクローズアップされて、相模原市市長が
辞任会見もしないというのはなぜなのでしょうか?
もちろん戦後最悪の殺人事件でいろいろと興奮しているのも
わかりますし、遺族や関係者に配慮していることも
わからないわけではありませんが、
早急に問題を解決しなければ
第2、第3の覚せい剤中毒者の無差別殺人は
おこり得るはずです。