2015年12月5日土曜日

こっちが本物でした、流行語大賞

12月1日の呟きで流行語大賞を批判させて
いただきました。今更ですが、ネットニュースで
Google検索による流行語ランキングを拝見して
言えることは「こっちが本物でした、流行語大賞。」
という一言です。

大賞 マイナンバー
2位 ラッスンゴレライ
3位 エンブレム
4位 ドローン
5位 北陸新幹線
6位 あったかいんだから
7位 大阪都構想
8位 火花
9位 おにぎらず
10位 モラハラ

大阪都構想はどうかと思いますが、そのほかは
だいたい的を得ていると思います。
これは審査員が審査するのではなく実際に検索
された頻度からの抽出だそうです。

これと似た事象にレコード大賞があります。
昭和の時代、その年を代表する流行歌を「日本
レコード大賞」として大晦日に発表していました。
ところが次第に曲に与えるのではなく誰に与えるのか
という流れになっていき、現在もつづく賞では
ありますが、次第に大衆の心から離れていきました。
そんな昭和末期に純粋にCD売り上げから与えられる
日本ゴールドディスク大賞が設立され、大衆の興味は
そちらに移っていきます。
やがては賞ではなくオリコンの数字に興味がうつり
現在に至ります。

流行語大賞の審査委員はもともと左翼系などと
偏見があると批判する声がありますが、私は
人間が審査するからしかたないのかなぁとも
同情はします。
しかしこの状態なら早ければ来年には権威を失墜
するものとみられます。