2015年1月29日木曜日

イスラム国:後藤氏=ゴース星人:アマギ隊員

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 「地球防衛軍に告ぐ、地球防衛軍は直ちに我々ゴース星人に降伏せよ。我々ゴース星人に降伏すれば、火星の地底都市に移住を許可し、全人類の生活を保証する。我々は強力な地底ミサイルを持っている。地球人たちは空と海の守りは堅いが、地底はまったくの無防備だ。降伏に従わない場合には、不本意ながら世界各国の主要都市を一斉攻撃し、全人類の皆殺し作戦を実行する」

この間地球防衛軍は対策会議と称した時間稼ぎをしつつ、敵本部を捜索しようとするが、ゴース星人は世界主要都市へ攻撃。

「返事はまだか、30分後に返事がなければ次に東京を攻撃する。あと30分だ。イエスかノーか、その返事が欲しい。」

- やさしい世界の住人本舗 - Yahoo!ブログより


ウルトラセブン「史上最大の侵略(前編)」から
ゴース星人の人質になったアマギ隊員が
ゴース星人が地球人類に対する要求を
言っている場面です。

「ウルトラセブン」は昭和の特撮ヒーロー番組の
中でも稀な「中学生以上」を対象とした作品です。
設定された世界観も
昭和ではなく21世紀を意識しています。

「第4惑星の悪夢」でコンピューターが
発達し便利になった反面のリスクを提唱、
それが雇用の減少など現在実際に
人がコンピューターに振り回される場面が
起こっています。

そしてこの場面。
まさにイスラム国のメッセージを読む
後藤氏そのままです。
ゴース星人がイスラム国で
アマギ隊員が後藤氏です。

1度目の要求から返事がないので
攻撃したうえで2度目の要求をします。
湯川氏を殺害して「捕虜交換」と
言っている状況です。
「30分以内に返事をせよ。」
時間は短いもののも、短時間で
理不尽な返答を迫るのも
まさに同じ状況です。

「ウルトラセブン」(全49話)はまさに
21世紀社会を昭和で表現した
すばらしい作品です。
原爆被爆者を考慮して放映されなかった
作品もありますが、
今後の日本を考えるうえで
つまらないテレビ番組を見るくらいなら
ぜひお勧めの一品です。