2016年5月10日火曜日

堀江貴文氏「普通に個人として無駄な税金納めないのって普通じゃね?」

「そもそも違法行為でない租税回避を批判する意味がわからん。
それを防止したいなら法規制すりゃええやん。」
「パナマ文書のどこにニュースバリューがあるのかさっぱりわからん。
普通に個人として無駄な税金納めないのって普通じゃね?」
これは先月、先日、ホリエモンこと堀江貴文氏のツイートです。

「やましいことがないなら、なんで今まで公開してこなかったんだよ。」
「お前は違法行為で捕まったけどな。」
「こいつやっとるな。」
「堀江氏はシンガポールを利用してるという話ですよ(^_^)」
「国民の大多数が節税出来る余地が無いのに対し、
その他の税制には抜け道とも言える余地が多々あるので
制度欠陥としてのニュースバリューはあると思います。」
「まともな労働をしたことがない人ならではの発言ですね。」
と、様々な反応があったようです。

この中で私が注目したのは
「普通に個人として無駄な税金納めないのって普通じゃね?」
に対して
「税金が無駄という感覚がおかしい。」
という意見です。

堀江貴文氏は仮にも過去に衆議院選挙に立候補して
国政に携わろうとした人物です。
10年以上経ったとは言え「無駄な税金納めないのって普通じゃね?」は
ないですよね。
しかも堀江貴文氏は今もテレビで政治評論家ぶっています。
そんな人が平然とこのようなツイートをしていることに
怒りを越えて笑えてしまいます。

確かにタックスヘイブンは違法ではなく、堀江氏のような考えから
税金を払いたくないからしていることです。
しかし、それを許していて「国」という秩序は保たれるのでしょうか?

消費税10%増税が迫る中、高額所得者から高額に税金を負担させる
税制改革が必用です。タックスヘイブンが違法とする法の仕組みを
早急に構築して、みんなが納得する消費税引き上げにしてほしいものです。
過去、民衆の不満が歴史を変えてきたように、これをいい加減に
対処していては「アベノミクス失敗」のレベルでは収まらないかも
しれません。

今の公務員、国会議員にも無駄な税金という考えの人はいます。
消費税10%増税時には税金で収入を得るすべての人(生活保護も含む)
が10%減額くらいの措置をとれば、税についてみんなで考えられる
ようになるのではないでしょうか?