2015年4月14日火曜日

高浜原発再稼働を認めなかった福井地裁判決の意味

本日福井地裁で高浜原発再稼働を
認めない決定を下し、仮処分で
ただちに高浜原発は運転できなく
なりました。

これに対し菅官房長官は
「再稼働を進める方針に変わりはない」
と言っていますが、沖縄の基地問題に
照らし合わせると、法治国家である
我が国においては、粛々と仮処分に
従うしかありません。

で、この判決の意味することは
国が定めた「原子力規制委員会」の
審査は、「無意味」ということです。

この「無意味」のために
国は時間と金を費やし
関西電力は時間と金を費やし
金は税金となって国民が負担し
関西の電気料金となって
利用者が負担しているのです。

諫早湾の件もそうですが
司法と政治のゴタゴタで
損害を被るのは結局国民です。
今年にはいってこれだけ裁判で
税金が無駄に使われているわけですから
すべての税金から収入を得ている人は
国民の痛みを知っていただくためにも
一般企業の最低賃金で
賄っていただきたいものです。