2016年11月1日火曜日

ハロウィンも東京一極集中に一役

中国が大都市への人口集中を非人道的で強引な手段を
用いてまで阻止しようとする中、日本では粛々と首都東京
への一極集中が加速しています。

海外で10月31日秋の収穫祭として「ハロウィン」が
行われていましたが、近年は東京ディズニーランドなどの
影響もあり日本でもその言葉が定着しました。
海外では子供を中心とした家族が楽しむのに対し
日本のハロウィンはどちらかというと、若者を中心とした
大人が仮想して夜の大都市を徘徊するお祭りとなって
しまっています。

池袋、原宿、大阪でも道頓堀で盛り上がるこの祭りですが
メディアが渋谷ばかり取り上げるので、多くの人は渋谷の
お祭りだと誤解しているようです。
ハロウィンが本来そうであったように、日本の有名な祭りは
青森のねぶた祭り、徳島の阿波踊り、高知のよさこいなど
その土地で根付いてきた文化の一部です。

今年のハロウィン、土曜日日曜日は首都圏だけでなく
地方や海外からも渋谷で仮装行列をした人がいました。
ますます東京に人を吸い寄せてる歴史も文化もない
このイベントは同じく海外から輸入されたイベントである
バレンタインデーを越える経済効果となる見込みだ
そうです。
バレンタインが全国的な効果となるのと比べ
ハロウィンの経済効果は東京にそのシェアの多くを
奪われます。
ネットも含めたメディアの責任ではありますが、ハロウィンも
東京一極集中に一役買う残念な結果となりました。