2016年6月6日月曜日

1億総活躍社会を遂行できる人

学生から「就職活動のアドバイスをしてください」
に対し、みのもんた氏は
「辛くて、汚くて、みんなが嫌がる職は
たくさんあるんだから そこを選びなさい。
そこで必死になって汗を流しなさい 」
と言いました。

一方、堀江貴文氏は
「つらいめをして仕事をするのはバカバカしい」
「いまは遊びが仕事になる時代!」
「仕事をしないニートも選択肢のひとつ」
と言います。

1億総活躍と政府は言います。
しかし、働く人の生活などのシチュエーションと
能力、技量、健康状態などの条件、
そこで巡り会った職業は様々です。
その中で、同じ条件の人であっても
巡り会う職種、仕事、企業の違いにより
大きく差がでることは、大きな問題です。
たとえば、介護施設の企画営業マンの報酬が
介護職員の倍近くあり、勤務内容は職員のほうが
夜勤もあり、勤務時間も長いという状況が
あるとすれば、大問題です。

まず「1億総活躍」と言う人はみのもんた氏や
堀江貴文氏のような強烈な持論を持っているようでは
絶対に遂行できません。
「1億総活躍」とひとくくりにしても
1億通りの人生があるのです。