2017年6月20日火曜日

港区の課題

















これは私が生まれ育った港区の某団地です。
少子高齢化、首都一極集中、大阪市の人口流出、
様々な問題から、空き家が増えて、住んでいる人の
高齢化が進んでいます。


















この団地、実は1階が港どおりに面した店舗の
店舗付き住宅です。最初の画像はみなと通りの
反対側からのものですが、近づいたらわかるとおり
1階が店舗で地下が住居になっています。

私が子供のころから、小汚いイメージがあったのですが
空き家が増え、住んでる人も高齢者ばかりで
店舗は閉店状態となっている今、まさに廃墟の
ような感じです。
しかし、他の団地と違い、この店舗付き部分の
契約の関係で、この団地は建替えができないそうです。

港区には他にも建替えできないところがあります。
旧入舟市場です。


























市場の入口、出口付近の画像です。
私が幼少の頃、すでに閉鎖されていた市場で
ここから100mほど南にあったスーパーは
戸建て住宅になっていますが、ここも所有者が
複数いるからか、廃墟のままです。
数年前まであったお好み焼屋さんも閉店して
側面もご覧のとおりです。













このような場所を新しくすることが港区の課題
と言えます。










2017年6月19日月曜日

有本香は中国の話だけにしときなさい

ある番組で築地市場から豊洲市場への移転が
遅れている件で討論していました。
もちろん遅れている原因は小池知事がジャッジに
都議選を巻き込んでしまったことからの判断の
遅さです。
これにより移転中止や築地・豊洲の二市場態勢とか
いろいろな噂がたって事態が複雑になりつつあり
補償などのムダなコストが発生しており、
早急に豊洲の安全策を講じて、移転スケジュールを
発表すべきです。

この番組でコメンテーターのひとりとして出演していた
ジャーナリストの有本香氏にはガッカリしました。
「都市計画が遅れるから移転を早くすべき」
という意見を手をかえ品を変えしつこく言っているのです。
舛添前都知事が昨年11月に移転を決めたのに
小池知事がひっくり返したことがいけないと言うのです。

ここで何度も説明したとおり、モニタリング調査終了前の
「昨年11月に移転する」と決めたことがそもそも問題で
市場関係者も年の瀬の準備で忙しい11月の移転をなぜ
認めたのか疑問で、11月の移転を延期したことは100%
正当な判断です。これを是が非とも11月移転と言い
それに従っていた空気が異常だったのです。

これにより環二道路の完成が遅れるといいますが
完成させようと思えば完成させられます。
ただし汐留の交差点の地下バイパスが保留となるため
汐留が大渋滞となるでしょうが、阪神高速の湾岸線が
神戸線、第二神明と繋がらない為、摩耶付近が大渋滞
するように、道路が完成しないがため渋滞するのは
どこの都市でもある問題です。


















有本香氏の専門分野は中国・モンゴル情勢であり
この件に関しては中途半端な知識しかなく、広い視野で
捉えることができていません。
中国情勢の話を聞いていると、勉強にはなりますが
なんでもかんでも中途半端に頭を突っこむと
本職の中国についての論評の信頼性も薄らぎます。

2017年6月18日日曜日

鉄道整備は鉄道会社の仕事、税金投入は勘弁してください














万博とIRを誘致している夢洲のアクセスとしては
すでに開通している自動車専用道路「夢咲トンネル」
と共用する大阪市営地下鉄中央線のルートは確保
されています。
しかし、これとは別にJRと京阪電車を乗入れる
計画もあるようです。

大阪府・大阪市は「なにわ筋線」もそうですが
なぜ鉄道整備に積極的なのでしょうか?
鉄道整備は鉄道会社の仕事です。
鉄道会社にこの路線なら免許をだしますよ的な
誘導ならよいのですが、税金を投入することは
絶対に許されません。
大阪維新の会が過去の府政・市政で無駄を批判した
ように、批判対象となることは確実です。

大阪の仕事は鉄道整備ではありません。
例えば使われなくなった港を統廃合して整備して
岸壁を限定することで、埋立地と埋立地の間の
橋梁が短く低くして安価にかけられるように
するなど、やることはいくらでもあります。
鉄道延伸に税金投入は勘弁してください。

2017年6月17日土曜日

安倍政権はつづくも憲法改正は絶望的に

6月15日参議院で、与野党が対立する法案としては
10年ぶりに、委員会での採決を経ずに本会議で
採決が行われ、自民・公明両党や日本維新の会などの
賛成多数で「テロ等準備罪」は可決・成立しました。
確かに必要な法律だとは思うのですが、内容のない
法律なので、施行後問題となる可能性大です。
野党の言うように「審議が尽くされていないものを
強引に強行採決した」ものですが、言い換えれば
野党がグダグダと関係ない話をしたがためとも言えます。

ただ強行採決に踏み切ったのは、安倍政権であることも
事実です。
時事通信が9~12日に実施した6月の世論調査で、
安倍内閣の支持率は前月比1.5ポイント減の45.1%で、
4カ月連続の減少となり、内閣を支持する理由(複数回答)は、
「他に適当な人がいない」18.8%でした。
つまり、何をしようが当面は安倍政権だということです。

ただし、今回の件で安倍政権の念願である「憲法改正」は
絶望的になりました。
改正案の可決まではシナリオどおりに通りますが
国民投票で100%通らないからです。

2017年6月16日金曜日

境川信号所の面影

10年以上前、大阪環状線の乗務員が手にする
ダイヤにはひとつだけ駅名でない表示がありました。
弁天町駅と大正駅の間の「境川」です。
これは「境川信号所」と言い、大正駅から大阪臨港線
という貨物線に分岐する地点です。
大阪臨港線が廃線になった今、線路はありませんが
その跡地を撮影に行きました。





































大正から弁天町へ向かう外回り線は境川信号所を
越えると内回りとそと回りの間に臨港線の引き込み線が
あらわれ、外回りはさらに高くなり、その下を
引き込み線がくぐるのですが、引き込み線の線路は
ないものの、高架の状態は昔のままです。





































このあたりは道路も狭く、いかにも下町って感じ
ですが、廃線跡だけは緑が生い茂る不思議な空間
となっています。


2017年6月15日木曜日

阪急阪神ホールディングスの株主総会

阪急阪神ホールディングスの株主総会が開かれた中、
ある男性株主は普通列車がリニューアルされ、
デザインが一新されたことに言及し、
「普通(列車)の色を変えるのであれば、
8000系、9300系(特急、急行)
讀賣ジャイアンツカラーから変えることはできないか」
と総会で質問しました。

この記事をネットで見た時、思わず「なるほど」
と言ってしまいました。
阪神タイガースファンで、阪神電車もたまに利用
しています。
しかし、考えたことはなかったのですが、これは
正論です。
なんば線開通にあわせて投入された車両は何となく
阪神タイガースカラーかなとも思いましたが
生まれた時からずっと見ているカラーに関しては
「固定観念」というのか、ピンときませんでした。
いや、思いついてたら、ここで間違いなく呟いてた
はずです。

「当たり前」と思って見てるものでも
「当たり前」ではないものが、この世の中には
まだまだあるんだろうなと思うと、少しワクワク
してくる今日この頃です。

阪神電車8000系、9300系(公式サイトより)





2017年6月14日水曜日

東神観光バスの運輸安全マネジメント













東名高速道路を走行中の観光バスに
対向から乗用車が飛んできて正面衝突した
事故について「高速道路に潜む危険」
少し話をさせていただきました。

その事故にあったバスガイドが記者会見を開き
乗客が自分たちの案内に従い、シートベルトを
してもらったことを強調、感謝していました。
実は、出発前に乗務員が乗客に対してシートベルト
着用の案内をせず、事故で乗客が負傷した場合、
業務過失傷害罪に問われます。
つまりこの会見は自分たちはそれに当たらないという
アピールの会見です。

ただ高速道路を走行中は基本バスガイドも着席し
シートベルト着用することが、規律に厳しい企業なら
「運輸安全マネジメント」でうたわれているはずで、
違法ち言えないまでも、高速道路を走行中に
ドア付近で立っている基本姿勢はバス会社として
いかがなものかと思います。