2018年1月17日水曜日

センター試験で「ムーミン谷が・・・」とか言うお騒がせ大学のアホ

大学入試センター試験地理Bの問題に
世界的人気キャラクターのムーミンが
登場してネットもリアルも荒れています。
「ムーミンは地理に関係ない」と学生が
騒げば、今お騒がせ中の某大学の大学院は
ムーミン谷がどこにあるかは原作に
明示されていないとして
「舞台がフィンランドとは断定できない」
と意見書を提出するそうです。
意見書を提出するヒマがあれば
己の大学をまともにしろよwww
と言いたいところです。

実際の問題はこうです。例として
スウェーデンを舞台にしたアニメ
「ニルスの不思議な旅」に対し
スウェーデン語「Vad kostar det?
(それ、いくら?)」を結び付けています。
これにならって、アニメーションとして
「ムーミン」「小さなバイキングビッケ」
のタイトルと画像があり、
それに対して「いくらですか?」の
外国語がふたつ書かれていて、
これらを結び付けるというものです。

お騒がせ大学院などが、ムーミンの
舞台はムーミン谷で、ムーミン谷が
フィンランドという根拠がないとか
言っていますが、例には「舞台」と
ありますが、問題には「アニメーション」
としかありません。
代々木ゼミナールの担当者が
「バイキングからノルウェーが推測できる。
ムーミンを知らなくても答えは導ける」と
言う通り、この問題は「バイキングが
ノルウェー」「ノルウェー語は例にある
スウェーデン語に似ている」と習っている
知識をつなぎ合わせて答えを導き出す
問題であって、ムーミン谷は関係ないのです。

センター試験は暗記力試験から脱すべく
変わって行こうとしていて、この問題は
そのさきがけといえる問題です。
その問題に文句にいろいろ議論するのは
悪いことではないにしろ、
お騒がせ大学は、議論する前に
いろいろと反省すべきだと思います。