2018年2月23日金曜日

大阪府立・市立大学統合後の地下鉄中央線車庫の行方

大阪府立大学と市立大学の運営法人を
統合させる法案が大阪市議会で可決され
いよいよ統合が現実に近づきました。
大阪市の吉村市長が、森ノ宮にある
ごみ焼却場跡地と地下鉄検車場に
移転させるプランに公明党が同意して
可決されました。

地下鉄検車場は本町駅西側で
地下鉄中央線と四つ橋線が繋がった
ことで、北加賀屋駅西側にある検車場
で業務が集約されているので、
森ノ宮がなくなっても問題ありません。
ただ、車庫はどうするのでしょうか?

地下鉄中央線と千日前線は現在森ノ宮に
大半が留置されています。
この代替場所はどこになるのでしょうか?
私は、万博誘致成功を前提に、夢洲に
建設するのではないかと予想しています。

今年万博開催地が決定します。
そこですぐ夢洲に車庫建設を決定し、
来年から工事を始めれば、すでに
トンネルは完成しているわけですから、
2020年東京オリンピック開催の頃には
車庫だけは完成できるのではないでしょうか?
府立大学と市立大学統合が順調にいって
2022年森ノ宮開校ですから、ギリギリ
間に合いそうです。
いずれにしろ、青写真はすでに
できているのでしょうが・・・。

阪神甲子園球場の新しい方向

明日、オープン戦がはじまり、
野球ファンにとって待ち遠しい
シーズン序章がはじまります。

何度か呟いたかもしれませんが、
阪神タイガースの本拠地は
甲子園球場と京セラドームを
併用して、夏のロードを廃止する
方向に向かってほしいと思っています。
昨年2位ながら開幕を敵地で
迎えないといけないのも残念です。

稼働率の悪くなった甲子園の
新しい方向性として、「球技の殿堂」と
呼ばれる様な新しいブランド力を
育てることを提案します。

現在、12月に「甲子園ボウル」という
学生アメリカンフットボール日本一を
決める試合を行っています。
これに加えて、冬季に学生球技の
大会を実施するのです。

一番現実的なのは、同じ兵庫県で
おこなっている「全国女子高校サッカー」
です。
ただし、ひとつ問題があります。
サッカーフィールドの最低サイズは
90m×45mですが、45m部分で
片側のセンターライン付近が、
土のグランドにかかってしまうのです。

私が提唱する甲子園球場を野球場規格に
あわせて4m深くすると、ギリなんとか
なりそうなのですが。。。


2018年2月22日木曜日

電柱地下化よりも大切なこと

防災上重要な道路や、世界遺産周辺の
電柱地下化を国主導で事実上強制する
とのことです。
1キロ当たり5億かかるコストを
いかに抑えるかが課題だそうですが
3年間1400キロ、7000億円の
大事業です。

しかしちょっと待ってください。
東京や大阪は完成から50年以上たつ
橋や高架道路が腐るほどあり、
これらは場所によっては、すでに
大地震に耐えられない状態になって
います。

防災上重要な部分で、なおかつ
電柱が建替えを迫られている場所
ならともかく、必要もない場所の
電柱をなぜ急ぐのでしょうか?
利権が絡んでいるのでしょうが、
巨額赤字の日本財政で、そんな
ことはやめてください。

2018年2月21日水曜日

G20大阪開催決定したけれど

昨夜G20(主要20か国)サミットが
大阪で開かれることが明らかになりました。
大阪府、大阪市は大阪万博への弾みと
喜ぶ一方で、国と財政協力して、老朽した
施設改修などを行っていきたいとも
コメントしているようです。

そもそも大阪に決定した理由は、
日本で唯一東京に匹敵するインフラが
整備されているからです。
阪神高速などの高速道路網や
世界ブランドの高級ホテルが多く
客室数も充分確保できるなど、20か国の
首脳、報道陣などが集中して来日しても
受け入れ態勢が見込める点です。

民間部分は充実している大阪ですが、
会場予定地のインテックス大阪は
開業から30年以上たち老朽化が進み
トイレも洋式でないものもあるため、
施設の改修が必用とされています。

2000年に「大阪国際会議場」を
つくったのですが、たくさんの人を
出入りさせられる構造ではなかったため
結局はインテックス大阪に頼らなくては
いけなくなっており、
大阪国際会議場をつくるお金で、
インテックス大阪を回収しなかった
ツケがまわってきているのです。

G20開催はよいことかもしれませんが、
それで無駄に市税が消えていくことは
後免です。

2018年2月20日火曜日

ホントに一億総活躍社会を目指すなら・・・

裁量労働制導入を導入するため
厚生労働省が提出したデータに
誤りがあり問題になっています。

どういう間違いかというと
一般労働者の労働時間と
裁量労働者の労働時間で
裁量労働者のほうが労働時間が
短いと安倍総理が言い切りましたが
一般労働者の労働時間は
最長労働時間で
裁量労働者の労働時間は
平均労働時間で
裁量労働者の労働時間は実際には
違法ではないかと疑われるほどの
労働時間だったのです。

与党が裁量労働制を導入したい
背景は、労働者の賃金を抑え
企業の国際競争力を強化したい
狙いがあります。
しかし、本当に一億総活躍社会を
目指すなら、企業目線ではなく、
労働者目線の政治が必用です。

都内のネットカフェ難民が
30代40代を中心に、4000人
いるとのことです。
働き盛りの世代が働かないのは
いろいろな問題がありますが、
働きたいと思わせる職場がない
ことが一番の原因です。
NHKの内部留保が700億円など
大手企業が潤っている今、
いかにこのお金を回転させ、
いかに労働者を増やすかが課題です。

企業目線ではなく、労働者目線・・・
国家目線、国民目線の政治を
取り戻してほしいものです。

2018年2月19日月曜日

一億総活躍と裁量労働制は正反対

高齢化が進み、労働力の減少を
懸念して「一億総活躍」を
政府は掲げました。

「一億総活躍」と言う事は、
中卒でも身障者でも痴呆症の老人も
みんな何らかの仕事について
活躍してもらおうというものです。

つまり一億総活躍を達成するためには
誰でも働けるような職場づくりが
必用です。仕事をする能力が
あろうがなかろうが仕事に
つけるような企業・団体が
受け皿にならないといけません。
そこで、能力のない人や
身体や心の弱い人、老人や身障者を
いかに上手に使って、生産性を
向上させるかというものです。

一方「裁量労働制」とは
能力のある人は仕事が楽になるかも
しれませんが、それ以外の労働弱者
から、労働意欲を削ぐものです。

「裁量労働制」が導入されると
「一億総活躍」は達成できないどころの
問題ではすみません。
この相反するものを掲げて
この国はどこへ向かおうとしているのやらw

2018年2月18日日曜日

羽生勝利、羽生敗北

最近はニュースでテレビを見る
機会が多く気づかなかったのですが
昨日の夕刊の一面に
「羽生連覇」「羽生敗北」という
二つの相反する記事がありました。

「羽生連覇」はフィギュアスケート
羽生結弦選手がオリンピック2連覇
した記事です。
「羽生敗北」は将棋の羽生善治竜王が
藤井聡太五段(当時)に敗れたという
記事です。
そうです。この時はじめてきづきました。
羽生結弦(はにゅうゆづる)選手も
羽生善治(はぶよしはる)竜王も
「羽生」と書くため、苗字だけでは
見分けがつかないのです。

羽生竜王につづき、羽生結弦選手も
国民栄誉賞をとれば、100年後くらいに
歴代受賞者を見た人は「???」と
なりそうですねw