JASRAC(日本音楽著作権協会)が、
来春から洋画に使われている音楽の使用料について
定額制から興行収入改める方針を示したことが、
波紋を広げています。
音楽教室からも使用料徴収を推進する等
このところのJASRACの動きは、
あまりにもエゲつない気がします。
「クリエーターの創作意欲のため仕方ない」と
言う意見もありますが、あるメディアは
そのクリエーターである坂本龍一氏も
現在の環境が適正ではないことは認めつつも
異論を唱えています。
前にも主張しましたが、現在の音楽売買の主流は
「ダウンロード」です。
ここに重点をおくべきです。
全国ロードショーのような映画に対して
興行収入の1%課すのはよいとして、
新鋭クリエーターが小劇場で公開するような
映画に対しても同じ条件でよいのでしょうか?
音楽教室の件もそうですが、売れたところから
徴収するのはよいとしても、これから成長
しようとするところからの徴収は、自殺行為に
等しいのではないでしょうか?
このところのJASRACの横暴な動向について
公正取引委員会は、そろそろ専門のセクションを
立上げて、JASRAC独自で著作権料徴収を
決められない様な態勢を構築すべきだと思います。
声優・鶴ひろみさんが昨夜、首都高速上
でハザードをつけたまま停車した車の
車内で死亡していたことが明らかになりました。
ご冥福をお祈りします。
外傷はなく、意識がない状態で発見されたため
運転中に体調が急変して亡くなったものと
思われます。
昨年3月梅田で意識をなくした運転手が
運転する車が、大事故を起こした事件を
思うと、突然の事で残念と思う反面、
最後まで格好よかったなぁと思います。
1980年代のアニメのヒロインを数多く
演じており、最近では映画の吹き替えや
ドキュメント番組のナレーションなど
現在も第一線で活躍していました。
追悼する声優さんは、日高のり子、
島津冴子、島本須美と懐かしい名前が
並び、テレビアニメ声優の世代交代の
早さを感じてしまいます。
財務省は、およそ5兆円の地方消費税の配分が
大都市に偏っているとして、各地の小売店などで
実際に消費された金額を中心に決める現在の仕組みを
見直し、今後、年末の税制改正の議論の中で、
検討する見通しです。
都市部に出かけて買い物をする人なども多いため、
消費額が多い大都市では減収が見込まれることから、
東京都などは「地方分権の流れに大きく逆行する」
などと反発しています。
大都市近隣県から大都市で買い物をして
お金が落ちると、大都市の地方税収が増え、
本来お金を落とした近隣県の税収は増えません。
全体的にも、大都市は税収が増え、地方は
税収が少なくなるということになり
都市と地方の格差が広がる要因になるので
財務省が見直しを検討するのは当然のことです。
しかし、都市の言い分もわからないわけでは
ありません。
テレビ番組のパネリストなんかも、
この件に関しては、賛否両論のようです。
しかし、ちょっと待ってください。
誰も何も言いませんが、消費税自体に
問題があるのではないでしょうか?
何度も言う通り、所得税の高額所得者への
課税を増税して、消費税をカバーすれば
最初から生じない問題だと思うのですが・・・
神戸市は市営地下鉄西神・山手線と、
阪急電鉄神戸線の相互乗り入れの
検討を始めることを明らかにしました。
阪急が国土交通省近畿運輸局の審議会で
構想案を答申していましたが、
地下鉄に乗り入れるには阪急三宮駅を
地下化する必要があり、1千億円超の
事業費が見込まれ、神戸市と阪急で事業費の
負担割合を決める必要もあり、神戸市は
採算面などから相互乗り入れに慎重な
姿勢を示していたのですが、再選を果たした
久元喜造市長は、人口流出を食い止めるため、
地下鉄沿線の定住促進策として乗り入れを
今回の選挙公約に盛り込んでいました。
確かに神戸市長の考えは最もです。
しかし乗入れするから、阪急三宮駅を
地下にして予算を掛ける必用が
あるのでしょうか?
阪急が構想案を答申したのは、
阪急阪神ホールディングスになる前の話で
阪急三宮で直結しないと阪神に客を
奪われるという意識からだと思います。
神戸市と阪急電鉄で協議して、阪急三宮駅から
地下へ入ったのちに、地下鉄大倉山駅へ
神戸高速鉄道名義での渡り線を作るのが
一番効率的だと思うのですが・・・
今年の紅白歌合戦の総合司会がNHKの
アナウンサーではなく、ウッチャンナンチャンの
内村光良氏に決まりニュースになってますが、
ある番組で紅白歌合戦の裏番組について話を
していました。
紅白歌合戦に選ばれなかった歌手を集めて
裏紅白のような番組をしたら大失敗だった
ような話題でした。
思うに人気音楽番組の裏番組に音楽番組で
対抗してもダメです。
データ的にも、紅白の裏番組で視聴率を
とれたのは、時代劇、格闘技、バラエティです。
ただ、最近は紅白歌合戦に大御所演歌歌手が
卒業する傾向があり、今後はわかりません。
そんな中、私が提案するのは
「ヲタVS腐女子、アニヲタ紅白歌合戦」です。
3時間半20曲くらいで、芸能人、一般人の
男性アニヲタと女性アニヲタが、それぞれ
イチオシのその年オンエアされたアニメ
主題歌をVTRでミュージシャンが歌い、
ヲタク達がマニアックなコメントを言う、
どちらかと言うトーク番組です。
アニメと無関係そうな審査員と視聴者の投票で
勝負を決めるスタイルは紅白歌合戦と同じです。
オンエア中はニコニコや5ちゃんねると連携し
ほぼリアルタイムで画面下部にコメントを
流し、ネットと融合するスタイルです。
歌番組の裏の歌番組はダメと冒頭言いましたが、
これならイケるでしょう?
地上波テレビ局の度胸次第ですがw
悠木碧が実力派声優へと昇格する
ターニングポイントは今年初めに
放送された「幼女戦記」のターニャ役
のような気がします。
悠木碧が演じているとかろうじてわかる
声なのですが、吹っ切れた感ハンパない
圧を感じる演技です。
それまでは、普通の演技を丁寧に
演じるイメージに対し、テンションの高い
興奮的な演技をコントロールできるように
なったところに、「史上最高」を
感じるのです。
悠木碧の声を聞いてて感じるのは
主役よりも脇役のほうが味があることです。
よかったら、
「ボールルームへようこそ」の甲本明と、
「3月のライオン」の高城めぐみに
注目して見てください。
「最近の声優は人気声優でも実力が乏しい」
という人がいます。
昭和のアニメはゴールデンタイム中心の
試聴しやすい時間帯に放送されている反面、
放送される本数が少なかったため、声優の
需要が少なく、個々の声優は結構知名度が
ありました。
しかし複数作品、異なる声質で魅了する
声優は少なかったと思います。
平成に入り、「スレイヤーズ」のリナの
声と「エヴァンゲリオン」の綾波の声を
同じ林原めぐみが演じていると知り
はじめて、声優って凄いと思いました。
だから、むしろ最近の声優の演技力の
レベルの高さを感じています。
そんな中、この秋になって
「もしかして、女性声優史上最高?」
と思える声優を見つけました。
「悠木碧(ゆうきあおい)」です。
「魔法少女まどか☆マギカ」の主役
鹿目まどか役で、はじめて名前を
知ったのですが、調べてみると
2008年4月放送開始「紅」の
ヒロイン「九鳳院紫」役で、その声を
聞いていました。悠木碧16歳の時です。
かわいい女の子の声か、少し捻くれた
感じの役のイメージが強く、最近までは
声を聞いたらだいたいわかりました。
しかし最近は
「これ誰が声やってるんだろ?」
と思った作品を続々と演じています。