2017年8月5日土曜日

ACジャパンの最新作

ナレーション(美輪明宏さん)
昔々、おばあさんが川で桃を拾うと・・・

おばあさん よっこらしょ
男1 警察に届けないの?
おばあさん え?
女1 桃の気持ちを考えたことあるの!
男2 窃盗だろw
女2 川で洗濯するなよー
おばあさん え、え、えーー
女3 早く謝ってください。
男3 謝っても許さないけどね。
女4 桃がかわいそう・・・
男4 徹底的に抗議しよう!
男5 通報!通報!
おばあさん ああああ・・・

ナレーション
(美輪明宏さん) 批判の声が殺到しました。
悪意ある言葉が人の心を傷つけている。
声を荒らげる前に、少しだけ考えてみませんか?
♪:ACジャパン





















お笑いタレントの政治批判落書き
で、適当な知識で武装した人が
無責任なことをネットに書き込む件を
昨日ご紹介しました。
ネットのモラルに一石を投じた
このCM、私は大好きです。

2017年8月4日金曜日

お笑いタレントの政治批判落書き

お笑い芸人の元「ほっしゃん。」
星田英利氏は、ツイッター上で、
「安倍さん。お辞めください!
 あなたの発言から、一番大切に想って
らっしゃる日本と、あなたの発言から、
一番大切に想ってらっしゃるそこに
暮らす国民のために」
「みんな知らんふり、やねんな。
『安倍ヤメろ』は、売れっ子さんは
誰も言われへんて。ただ、売れっ子や
ないわたくしみたいやヤツは正直に
ハッキリ言えるよ。…アベヤメロ!」
と安倍総理辞任要求をしているようです。

フジテレビ「ワイドなショー」や
池上彰の特番などで、最近お笑い芸人
たちが、政治に対するコメンテーター
として発言する機会が増えています。
しかし、コメンテーター役をちゃんと
こなしていると感じるお笑い芸人は
松本人志氏や山里亮太氏など、正直
1割~2割程度で、多くの芸人さんは
味付けされた報道を鵜呑みにして
わかった気になってコメントしている
人ばかりです。

星田氏はテレビという放送ではなく、
ツイッター上のことなので、あまり
批判はしたくないのですが、適当な
知ったかぶりで「安倍ヤメロ」は
あまりに無責任な落書きに思えます。

たとえば、アイドルやアスリートが
「星田つまんね、お笑いのセンス
ないし、素質もない。努力もしない。
なんでお笑いやってるの?
やる気ないなら、邪魔だから
お笑いタレント今すぐ引退しろ」
と書き込まれたら、どういう
気分になるのでしょうか?

2017年8月3日木曜日

安倍内閣改造、無難の中の盲点

先程、第3次安倍第3次改造内閣の
メンバーが発表されました。

第2次安倍改造内閣では、成長戦略の
柱に据える「女性の活躍を推進」を
象徴するように女性閣僚は5名となり、
歴代最多に並んだが、その後相次ぐ
不祥事で2人が辞任してしまいました。
前の内閣でも、自らの後継者育成と
意気込んで登用した稲田防衛大臣が
辞任することになり、いささか
安倍総理は女運がないようです。
今回は、自分と距離を置くが、
自民党の中心議員である野田聖子氏と
松島元法務大臣の問題で辞任後に
法務大臣を無難にこなした上川陽子氏
を総務大臣、法務大臣にするにとどまり
女性閣僚は二人だけです。
逆に言うと、絶対に問題をおこさない
2人に絞ったと言えます。

法務大臣を上川氏にしたのと同様に
防衛大臣も小野寺五典氏を復帰させました。
これも、稲田元防衛大臣の二の舞に
ならないように、慎重になった姿勢が
うかがえます。
収集のつかない加計疑惑でしんどそうな
文部科学大臣も、問題をおこして辞任した
某農林大臣のあと、見事に火消しをした
林芳正氏が就任しています。
今回の組閣の特徴は、「斬新さはないが、
問題をおこさない内角」ということです。

そんな中、ひとつ安倍政権崩壊を
予感させる人が重要ポストに入りました。
河野太郎外務大臣です。
私の視線から、安倍内閣で一番安定して
いたのが、岸田元外務大臣でした。
次の総理を狙える位置にいる岸田氏を
これ以上外務大臣にしたくなかった
安倍総理の考えかもしれませんが
その代役が河野氏というのが最悪です。

河野氏の父は、「独断で従軍慰安婦を
組織した日本は韓国に謝罪します」と
日本国民に内緒で韓国と打ち合わせをした
「河野談話」で有名な河野洋平氏です。
その教育を受けた河野氏が無能なことは
過去にも呟きましたが、これから貿易
摩擦で外交の手腕が問われる日米関係や
中国・北朝鮮などの近隣諸国との問題を
うまく切り抜けられるのでしょうか?
特に、韓国は河野洋平の息子なら
何でも言いくるめられると思っています。
特に気になるのは、父親以上の視野の狭さ
です。視野の狭い政治家が閣僚になるのは
危険です。
河野氏の失敗でこれが「最後の安倍内閣」
となるかもしれません。

2017年8月2日水曜日

やはり軽井沢バス事故の犯人は竹中平蔵だった(後編)

(前編からのつづき)
いよいよ本題です。
海外にある「ライドシェア」について
についての発言です。
ライドシェアとは普通の自家用車に
他人を乗せて運賃を徴収するシステム
で、言わば白タクです。

ここでも竹中氏は、タクシー業界の
労働が厳しくなったことについて、
このように発言しています。
「労働条件が厳しくなったのは、
規制緩和の問題ではなく、労働監督の
問題です。」
雇用同様、規制緩和で競争が厳しくなると
運賃の値下げがはじまり、しわ寄せは
運転手にきます。以前と同額の給与を
得るためには長時間働くしかありません。
これもリンクしているのです。

この間違いは洒落になっていません。
軽井沢のバス事故の際、貸切バスには
運転手の確保はもちろん出入庫を点呼する
運行管理者も必要で、保有台数の多い
バス会社でないと規則を守ることは
現実的に難しいことを説明しましたが、
タクシーも同様です。
ましてやライドシェアで乗った車の
運転手が睡眠不足だったり飲酒していたら
どうでしょう?それによって死亡事故を
起こした場合どうなるのでしょう?

軽井沢スキーツアーバスの根本の原因は
小泉内閣の規制緩和と申しましたが
具体的な犯人は「竹中平蔵」です。
彼が規制緩和をして、レンタカーや
個人でバスを所有しているような人が
貸切バス業界に参入しなければ
事故はおこりませんでした。
あの時事故をおこしたバス会社も
警備会社が副業ではじめた自動車販売店が
規制緩和の恩恵で貸切バス会社をはじめた
ものでした。
彼がいなければ、多くの若者の命が
奪われることはなかったのです。

そして今、ニコニコしながら
「岩盤規制を突破してライドシェアを
実現したい」とドヤ顔で言ってます。
「ライドシェアには評価システムが
あり、客も車を選ぶから安心」とか
言ってますが、貸切バスも、国交省が
安全評価をしてネットで公開しています。
しかし若い人の多くは「安ければいい」
という考えなので関係ありません。

今、竹中氏は国を動かす立場では
ありません。しかし、これが実現すれば
またしても多くの若者の命が
奪われることでしょう。

2017年8月1日火曜日

やはり軽井沢バス事故の犯人は竹中平蔵だった(前編)

岩盤規制についてのある討論番組に
小泉政権で規制緩和を次々とおこなった
竹中平蔵氏がパネリストとして出演して
いました。

獣医学部新設、農業新規参入については
なんか発言の視点が少しずれているなぁ
と違和感がありましたが、雇用改革に
ついて、成果報酬や解雇規制に肯定する
ところから明らかに間違えたことを
ドヤ顔でスルスルと言っているのに
腹ただしくなってきました。

確かに同じ作業に60分以内でこなす人
から見れば、90分かかる人は30分の
残業代泥棒のように感じるかもしれませんが
高齢化社会、一億総活躍社会とか
言われている今の社会では、むしろ
遅い人基準にせざるを得ないのです。
そこに成果報酬とか言い出すと、必ず
労働者は不足します。ただでも若年層の
働けるのに働かない人が増えている中、
成果型導入は、ますます労働意欲のない
人々から労働を遠ざけることになります。
「いかに誰もが働きやすい環境」を企業が
つくれるかの環境をつくることが、国家の
優先すべき課題であって、いかに企業の
利益率を上げるかではないのです。

つまり竹中氏のズレは「視野の狭さ」が
問題なのです。
ある経済評論家が「大手自動車会社は
売上、利益は増えているが、下請けの
中小企業は部品代をせびられて利益が
あがらないから、雇用改革どころでない」
との発言に「それは雇用改革と関係ない」
と竹中氏はバッサリ切り捨てますが
どう考えてもリンクしています。
竹中氏は視野を広げられないのです。

単に視野が狭いだけでブツブツ言うなら
よいのですが、竹中氏は小泉政権下では
日本の舵取りをしていたから厄介です。
そのおかげで様々な代償を我々は
知らないところで払わされているのです。

(後編へつづく)

2017年7月31日月曜日

大阪にもついに世界遺産!?

平成31年の国連教育科学文化機関
(ユネスコ)世界文化遺産への登録の
国内候補を決める文化審議会の
世界文化遺産部会がおこなわれ、
4度目の挑戦となる「百舌鳥(もず)
古市古墳群」が選ばれました。

世界遺産登録されるかどうかの懸念は
わかりづらさです。
まず範囲が広すぎます。
今年世界遺産登録された宗像・沖ノ島も
ユネスコでいろいろ議論されていました。
もうひとつ、以前にも言いましたが
航空写真で見ると古墳と確認できても
横から見ると何が何だかわかりません。
視察に来たユネスコの人がどう判断
するか気になります。

近畿2府4県で世界遺産のないのは
大阪府だけで、このまま世界遺産登録
されることを願っております。


2017年7月30日日曜日

「乗せない」から「乗っていただく」へ

観光客の大型バッグが京都市バスの混雑に
拍車をかけていることを受け、市交通局は
京都駅(下京区)で、手荷物預かり所の
利用を促している。車内の混雑に市民の
不満が高まっているためだが、持ち込みは
後を絶たず、同局は頭を悩ませている。

さっき見かけたネットニュースです。
京都の市バスは他にも1日乗車券を
値上げして外国人旅行者の乗車人数を
減らしたいようです。
現在、降車時にしている精算を乗車時に
することにより、運行をスムーズに
しようとしているようです。

しかし、京都は観光都市です。
たとえば通常料金を3倍に値上げして
1日乗車券廃止、市民のみ事前登録で
料金を3分の1にすることで実質値上げ
なしという措置をとるなど、
外国人旅行者の乗車を拒むのではなく、
値上げしてででも乗車していただく
方向で考えるべきではないでしょうか?
そのうえで、外国人旅行者の割合の
多い区間では、スーツケースも邪魔に
ならない座席なしのバスを導入する
のもひとつのアイデアです。
また、市民用と観光客用に分社化
するのもひとつの道です。

近年、地方の路線バスは経営難で
廃線が相次ぐ中、贅沢な悩みを
抱えていることを、もっと自覚して
ほしいものです。