2016年12月30日金曜日

2016年新作アニメ投票

1 NEW GAME! 504
2 モブサイコ100 496
3 僕だけがいない街 463
4 昭和元禄落語心中 461
5 亜人 460
6 甲鉄城のカバネリ 459
7 この美術部には問題がある! 456
8 Re:ゼロから始める異世界生活 455
9 紅殻のパンドラ 451
9 この素晴らしい世界に祝福を! 451

昨年もご紹介した「あにめのめ」で投票募集している
「2016年新作アニメ投票」で集計した上位10作品です。
作品名の右側が総投票数です。

アニメの制作本数が増えてレベルが下がっていると
お嘆きの方も多い中、上位10作品を見る限りは
まだまだアニメの伸びしろを感じます。
特に「NEW GAME!」は前評判が高い数々のアニメ作品が
その期待を裏切っていた中で、評判以上の良い作品だったと
思います。

投票受付中に得票数を表示すると数字を意識した
投票傾向が現れるので避けてはいるのですが、
同クールの作品が得票数僅差で同じような順位に
並んでいるのが今後の課題ですが、ひとまずは来年も
同じ方法でやっていきたいと思います。
来年もご協力よろしくお願いします。

2016年12月29日木曜日

メディアのあげる今年のニュース

今回は新聞各社がとりあげた10大ニュースの1位を
展望してみます。

讀賣新聞
熊本地震、50人死亡

産経新聞
天皇陛下 譲位のご意向  

毎日新聞
天皇陛下退位のご意向

朝日新聞
震度7を2度記録した熊本地震

熊本地震と天皇陛下の生前退位に割れているようです。
熊本地震に関しては、東日本大震災や阪神大震災と比べ
被害が小さかったものの、過去に地震のなかった地域が
大災害に見舞われるという衝撃的なもので、改めて
日本で生きる以上地震からは逃れられないことを
突きつけられた出来事でした。

しかし生前退位はトップにすべきニュースでしょうか?
昭和天皇は戦争を経て在位の時に日本国憲法が制定され
「天皇は日本国民の象徴」という立場になりました。
象徴なのでそこには人権は存在せず、自分の意思を
発することはできません。この状態が何代も続いた後に
「生前退位のご意向」であれば大ニュースなのですが
次の天皇陛下のお考えなわけですから、長い歴史を考えると
そんなに騒ぎ立てることではないと思います。
むしろこのお考えによって生前退位が実現した時が
その年を代表するニュースだと思います。

暗いニュースが多い中、各社共通の明るいニュースが
「リオ五輪史上最多のメダル数」
といった内容の記事ですが、逆にこれが気になります。
確かにメダルの数は多いのですが、金メダルの数は
1964年東京と2004年アテネの16個より4個少ない
12個なのです。2020年開催国となる日本としては
メダル総数も必要ですが、金メダルの数が16を超えないと
盛り上がりに欠ける気がします。

2016年12月28日水曜日

今年の気になるニュース

今年も年の瀬となり、1年を振り返る番組がテレビで
頻繁に放送されています。

今年乙武洋匡 清原和博 舛添要一 宮崎謙介とガッカリ
させられた人々も数多く伝えられているように、
決して「よい一年」とは言えない1年だったと思います。

そして私が選ぶ今年のニュースは
「保育園落ちた日本死ね」の匿名ブログです。
これが的を得ているとか、匿名の主がどうこうとかを
言うつもりはありません。
支持率の高い安倍内閣は順風満帆のように見えますが
日本国民の多くは政治に関心と不満を持っている象徴的
事例だからです。
今年はイギリスが国民投票でEU離脱を決定し首相が退陣、
フィリピンでは強硬派のドゥテルテ大統領が就任し
アメリカでは来年から暴言王トランプ氏が大統領に就任します。
大方の予想を裏切って、このような結果になった背景には
これまで声をあげなかった国民の不満が、亀裂から一気に
爆発した格好になったからです。
つまり、あの匿名ブログは日本の不満が蓄積されている
ことを意味し、何かきっかけがあれば、日本も大爆発する
可能性があるという予兆なのです。
自民党は総裁の任期延長とか悠長なことを言っていますが
来年どうなるかは来年にならないとわからないのです。

あとひとつテレビを見ていて寂しく思うことがあります。
いまだに築地から豊洲へ移転が延期している案件が
理解されていないのです。
テレビニュース映像で、築地内の市場で働く人が
「移転するのかしないのか、はっきりしてほしい」
とか言っているのです。これは大問題です。
法的にモニタリングをして安全性を確認してから移転を
すべきところを、様々な思惑、欲望から東京都はモニタリング
の結果が出る前ならしも、モニタリングの最中に移転させようと
していたのです。それを急遽就任した現在の都知事が
法にのっとり調査完了し確認してからの移転と決めました。
今回の問題は、これまでのモニタリングの値が正常だったので
最後のモニタリングも問題ないと思われていたのが
蓋を開けてみたら、計画どおりに建設されておらず
モニタリングの値も異常があったので延期となったことです。
つまり延期なので安全が確認されれば移転されますが、
東京都に騙されて確認なしに移転させられようとしていた
という事実を築地の人もいまだ理解していないのです。

こんな2016年ですから来年も悪い1年間違いなしです。

2016年12月27日火曜日

今年の国内劇場映画のベスト10

1位 君の名は。   206
2位 スター・ウォーズ フォースの覚醒   116
3位 シン・ゴジラ   81
4位 ズートピア   76
5位 ファインディング・ドリー    68
6位 名探偵コナン 純黒の悪夢   63
7位 映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!   55
8位 ONE PIECE FILM GOLD   51
9位 信長協奏曲   46
10位 ペット   43

2016年、今年の国内劇場映画のベスト10を抜粋しました。
作品名の右の数字は興行収入額で単位は億です。

パッと見て気づくのは、圧倒的にアニメ作品が多いということです。
3位「シン・ゴジラ」は特撮映画、9位「信長協奏曲」は漫画原作なので
邦画は純粋なドラマではヒットが望めないのが一目瞭然です。
ここで懸念されるのがヒット作品狙いに走る映画会社が作品全体を
アニメにシフトしてドラマが減っていかないかという点です。

昔は劇団員が声優を兼任したり転身するケースもあり、
声優のレベルが低かったとは言いませんが、器の小さい状態でした。
現在はアニメの制作本数が激増し、溢れるくらい声優の数が増え
劇団員が声優をするケースはほぼなくなっている現状
俳優がアニメ映画のキャラクターを演じるとどうしても違和感が
生じます。
かといって個性的なすばらしい俳優は数多くいるのに
昔とくらべてテレビドラマの本数は減っていて、映画まで減ってしまうと
もったいない話です。

そこで私としては「シン・コジラ」のようなCGを使った特撮で、オリジナル脚本の
実写映画にもっとチャレンジしてハリウッドを脅かす存在になってほしい
と思っています。
そのためには、アニメがテレビ放送するだけで視聴率に関係なく
利益が生じるシステムを構築したように、ドラマも視聴率に左右されず
利益が生じるシステムを構築するべきです。土壌を整えずして
急によい作品は生まれません。

2016年12月26日月曜日

2016年ベストソングは2015年「おかえり」

2014年のベストソングを「齧りかけの林檎」
2015年アニソン1位を「blue moment」とご紹介しました。
今さらですが、実は2015年のベストソングは
Mr.Childrenの「幻聴」でした。私の中でアニソンを越えられる
ミュージシャンはミスチルか小田和正氏という感じに
なってきました。

で、2016年のベストソングです。2016年のアニソン1位は
「LoSe±CoNtRoL」七転福音(CV.福沙奈恵)、クラリオン(CV.沼倉愛美)
です。しかしトータルでのベストソングの1位は
「おかえり」(小岩井ことり,村川梨衣,佐倉綾音,阿澄佳奈)です。
これもアニソンですが、昨年放送「のんのんびより・りぴーと」の
エンディングテーマでした。アニメと連動した素朴なメロディで
その時には曲自体に魅力を感じていませんでした。
ところが今年になってある日ネットでたまたま聴いて
その曲の素晴らしさを知って今年一番聴いた曲となりました。
小岩井ことり,村川梨衣,佐倉綾音,阿澄佳奈といったアニメの声優が
歌っているからアニソンに聴こえますが、槇原敬之なんかが歌うと
きっと一般にも名曲に聞こえるはずです。
アニソン1位「LoSe±CoNtRoL」と同じくZAQが作った曲で
今後のZAQの曲にも期待大です。

「おかえり」には及ばなかったものの今年は1980年前後の
ポップスにはまりました。昔よく聴いたビリー・ジョエルなどは別として
当時ラジオから聴く程度だった曲をダウンロードして聴いて、特に
感動したのが「I've Never Been To Me」 (Charlene)です。
久々にNHK「みんなのうた」から「僕はここで生きていく」(クリス・ハート)
にも感動して、しばらく歴代の「みんなのうた」を試聴してDLも
何曲かしました。
来年はどんな音楽と巡り会えるか楽しみです。

2016年12月25日日曜日

大阪環状線の実情




























山手線が国鉄車両から3世代目の新型車両を投入していますが
大阪環状線が半世紀ぶりにようやく新型車両を投入しました。
しかしながらその車両は1両4ドアから3ドア車となり、通勤通学
に相応しくないイメージとなっています。
しかし実は新型車両が導入されることと関係なく、大阪市が
首都圏から大きく引き離されていることがわかる目安があります。
それは「大阪環状線」のダイヤです。

上の時刻表は大阪駅からUSJへ向かい2駅目にある
「野田駅」本日の時刻表です。
「野田駅」は地下鉄千日前線「玉川駅」と駅名は違いますが
乗換駅となっていますが、昼間はなんと15分に1本という
寂しいダイヤです。朝夕も多く走っているように見えますが
2本に1本はUSJ方面へ行く電車なので、弁天町、天王寺へは
やはり15分毎となっています。
一見、和歌山・関西空港へ行く関空快速や奈良へ行く大和路快速が
大阪環状線を通るので、大阪環状線は賑わっているように見えますが
これが実情です。
そして、今後は首都圏一極集中によりもっと過疎化するはずです。

2016年12月24日土曜日

日本郵便の戦略の甘さ

日本郵便は23日、物販を本格導入する郵便局を来年、
現在の5倍の310局に増やす方針を明らかにした。
コンビニエンスストアなどで使われる陳列棚を設置。
独自開発した切手やはがきなどを並べるほか、
観光地の郵便局であれば訪日外国人向け商品を充実させるなど、
立地によって品ぞろえを変える。
局内での物販の成長余地は大きいとみており、
収益の柱の一つに育てたい考えだ。


今日とりあげるネットの話題はこちらです。
日本郵便は格差社会を産み出した小泉内閣の政策で
官から民へと民営化された組織です。
昨年上場したものの株価は低迷しています。
電話、ネットの相次ぐ登場で需要がどんどん減る中、
打開策として物販事業で巻き返しを図りたい意図は
わかります。

「爆買い」という今や死語となった幻想にとりつかれ
訪日外国人向け商品を売りたいということですが
なんでもかんでも訪日外国人向けに売っても
売れるものではありません。
グリーティング切手「切手帳 グリーティングJAPAN」
なる4000円分の切手を8000円で売り出しましたが
売れ行きはサッパリのようで、かなりの自爆営業と
なったことがネットに書き込まれていました。
ひとことでいうと「マーケティング調査」というものを
充分に行っていないのです。

昔、中国人は電気製品などの価値の残るものには
お金をいくらでも払うが、宿泊や交通といった分野には
財布のひもが固いと呟きました。つまりなんでも
かんでも「爆買い」をしているわけではないのです。
日本人なら切手の額面はいつか使うことができ
価値のあるものですが、外国人にとってはただの紙切れ
です。まして、4000円分の切手を8000円で売った場合
いくら金箔が施してあっても日本人でも買うのを
ためらいます。
売れないものを販売するムダをまずは省くべきです。

そんなショーケースを置いてスペースをとるくらいなら
ATM機を増やすべきです。
全国に展開する郵便局のATMはコンビニと並び
わが国の出入金の主力となっていますが、郵便局は
機械の苦手な高齢者の利用が多く、使用する所要時間が
コンビニよりも断然長く、局に1台しかないところは、
田舎で人がいなくても大抵待たなくてはなりません。
また、現在手書きで書いている「ゆうパック」や「レターパック」
のラベルを画面操作で作成できる機械を導入します。
それにより、誤送による輸送時間を短縮できたり、
職員の仕事の効率化を図れるはずです。
これはすでに宅急便では実現されています。

郵便局の利点はハガキや封書が送れることよりも
全国津々浦々に存在しているところです。
その強みを生かした戦略を建てなければ
株価は低迷していくばかりです。