ドイツ自動車大手フォルクスワーゲンの中核ブランド
VW乗用車の世界販売台数が1~9月の累計で
前年同期比0.6%増の437万4900台だったとの
報道が先週ありました。
ご存知のとおり2013年アメリカ合衆国において、
排ガス不正問題が発覚して信頼を失った企業です。
同様に燃費不正問題で信頼を失った三菱自動車は
日産自動車に吸収される可能性も出ている中、
なぜフォルクスワーゲンブランドは売れるのでしょうか?
これは我々日本人はブランドに拘っていますが、
世界はブランドに拘っていないことが原因のようです。
日本でフォルクスワーゲンの売上が低迷する一方、
フォルクスワーゲンが一番売れる中国は
尖閣諸島などの問題で敵視する日本メーカーを
敬遠するため消去法でフォルクスワーゲンを選ぶ
傾向にあるようです。
実際中国でフォルクスワーゲンはトヨタ車の3倍
売れているそうです。
今後中国が景気低迷で市場規模が縮小したとしても
日本と世界の考え方の違いを理解しない限り
世界市場でトップを狙うのは難しいと思われます。
たとえば中国は日本のことが嫌いでも日本アニメは
好まれています。
「ドラえもん」などの人気アニメに制作協力して
本編中の車をすべて「プリウス」にするなどして
中国人の心に根付かせていくのはどうでしょうか?
2016年10月23日日曜日
2016年10月22日土曜日
マイナス金利でも家が売れないのは、買うお金がないからです。
今テレビを見ていたら、サウナやゴルフ練習場を備えた
デザイナーズハウス物件の紹介をしていました。
見るからにオーナーは30代から40代前半の比較的若く
所得のある人が所有してそうな物件です。
しかしこのような物件を所有するのは30代から40代前半の
人の2~3%くらいのものでしょう。
お金があっても、このような使い方をするかどうかわかりません。
というか、こんな家をつくるお金がない人がほとんどです。
政府が景気をよくしようとしてもよくなりませんが、
要は、このような物件を買う人、買える人が増えれば、
景気はよくなるのです。
しかし、なぜお金がないのでしょうか?
それは会社が給料を上げないからです。
ではなぜ上げないのでしょうか?
それは「契約社員」というものが存在するからです。
小泉元首相のモノマネで「私が作った格差社会に苦しみなさい」
というセリフがあります。まさにコレです。
バブル崩壊後「見直し」ということばが象徴するように
ダンピングが横行し、値段が下がっていきます。
国外の安い人件費に対抗すべく、我が国も人件費を下げるため
「契約社員」という便利なポジションをつくります。
この影響でそれまで働いていた社員も給料が上がらないだけでなく
「能力給」導入で減給にされることも常識の範囲になります。
酷い企業はいったん会社を倒産させて、新会社を設立し
全社員を再契約することによって大きく給料を減らすような
ことをするところもありました。
今更内閣が「給料を上げてください」と企業にお願いしたところで
企業がそう簡単に昔のようにするはずはありません。
この現況をつくった小泉氏が「自民党をぶっ潰す」と言ったように
「契約社員をぶっ潰す」と言って契約社員を全員社員とするくらいの
強引さがないと話ははじまりません。
でも、それは夢のまた夢・・・
だから私は乱暴ですが、三権を大阪に、皇居を京都に遷都するのが
景気回復の唯一の手段と訴えているのです。
余談ですが、昔私もサウナやトレーニングルーム付の家に憧れて
いましたが、今は老後を考えて駅直結のワンルームに憧れています。
掃除も楽ですし、駅直結だと通院も楽ですし・・・
もしかするとこれから都会は駅直結ワンルーム高層住宅が
トレンドになるのではないのでしょうか。。。
デザイナーズハウス物件の紹介をしていました。
見るからにオーナーは30代から40代前半の比較的若く
所得のある人が所有してそうな物件です。
しかしこのような物件を所有するのは30代から40代前半の
人の2~3%くらいのものでしょう。
お金があっても、このような使い方をするかどうかわかりません。
というか、こんな家をつくるお金がない人がほとんどです。
政府が景気をよくしようとしてもよくなりませんが、
要は、このような物件を買う人、買える人が増えれば、
景気はよくなるのです。
しかし、なぜお金がないのでしょうか?
それは会社が給料を上げないからです。
ではなぜ上げないのでしょうか?
それは「契約社員」というものが存在するからです。
小泉元首相のモノマネで「私が作った格差社会に苦しみなさい」
というセリフがあります。まさにコレです。
バブル崩壊後「見直し」ということばが象徴するように
ダンピングが横行し、値段が下がっていきます。
国外の安い人件費に対抗すべく、我が国も人件費を下げるため
「契約社員」という便利なポジションをつくります。
この影響でそれまで働いていた社員も給料が上がらないだけでなく
「能力給」導入で減給にされることも常識の範囲になります。
酷い企業はいったん会社を倒産させて、新会社を設立し
全社員を再契約することによって大きく給料を減らすような
ことをするところもありました。
今更内閣が「給料を上げてください」と企業にお願いしたところで
企業がそう簡単に昔のようにするはずはありません。
この現況をつくった小泉氏が「自民党をぶっ潰す」と言ったように
「契約社員をぶっ潰す」と言って契約社員を全員社員とするくらいの
強引さがないと話ははじまりません。
でも、それは夢のまた夢・・・
だから私は乱暴ですが、三権を大阪に、皇居を京都に遷都するのが
景気回復の唯一の手段と訴えているのです。
余談ですが、昔私もサウナやトレーニングルーム付の家に憧れて
いましたが、今は老後を考えて駅直結のワンルームに憧れています。
掃除も楽ですし、駅直結だと通院も楽ですし・・・
もしかするとこれから都会は駅直結ワンルーム高層住宅が
トレンドになるのではないのでしょうか。。。
2016年10月21日金曜日
2016年阪神タイガースドラフト会議の感想
1位 大山 悠輔 白鴎大 内野手 (茨城県)
2位 小野 泰己 富士大 投手 (福岡県)
3位 才木 浩人 須磨翔風高 投手 (兵庫県)
4位 濱地 真澄 福岡大大濠高 投手 (福岡県)
5位 糸原 健斗 JX-ENEOS 内野手 (島根県)
6位 福永 春吾 徳島インディゴソックス 投手 (大阪府)
7位 長坂 拳弥 東北福祉大 捕手 (群馬県)
8位 藤谷 洸介 パナソニック 投手 (山口県)
昨日、私が応援する阪神タイガースがドラフト会議で
指名した選手一覧です。
球団としては満足した結果だそうですが、ファンとしては
「暗黒時代の再来」を予兆する結果です。
まず一番多い声は「大山はすばらしい選手だが、
なぜ投手を獲りに行かなかったのか?」という
疑問の声です。
事実、1位指名の選手が読み上げられる中、全球団で
一番どよめき、溜息、ブーイングなどのざわつき音が
でたのが大山指名の時でした。
今年のドラフト会議は投手豊作の年と言われていて
大学BIG3、高校四天王と言われる7人がプロの打者も
抑えられると報道されていました。しかし、それらを
スルーして大山内野手を指名したのは、阪神タイガースの
野手レベルが低いところにあります。
防御率リーグ2位ながら、打率、本塁打はリーグワースト、
強打者は喉から手がでるほど欲しい状況です。
ドラフト候補は投手が豊作に対し、阪神は野手を欲するという
需要と供給のミスマッチ、こんな時どうすればいいのでしょう?
私が球団であればドラフト候補の質の高い投手をまず
選択します。人間は機械ではないので、オーダーメイドの
商品は手に入りません。獲得できる選手の中から良い選手を
選択すべきです。
具体的には、他球団と競合しても、田中、佐々木、寺島などの
投手を指名して、ダメだったら大山指名でよかったと思います。
もうひとつ気になるのは指名する選手の出身地の偏りです。
古くは、古田、最近ではダルビッシュ、田中将大、山田、中村、
巨人の坂本など阪神のお膝元で生まれ育った選手が他球団で
球界を代表する活躍をしているのに、阪神は関東や九州の
出身者を重点的に指名します。
久万オーナー就任以降はスカウトの派閥を解体して、
関東九州出身選手の獲得は減ったと伝えられていますが
今年も半分は関東・九州出身者です。
本当に超変革をする気なら、来年は関東・九州出身者を
新人選択選手リストに記載しないくらいの覚悟を見せてほしい
ものです。
「超変革」を掲げて一定の成果をあげた金本タイガースですが
選手だけではなく、スカウトやフロントも超変革で世代交代
させるべきではないでしょうか?
2位 小野 泰己 富士大 投手 (福岡県)
3位 才木 浩人 須磨翔風高 投手 (兵庫県)
4位 濱地 真澄 福岡大大濠高 投手 (福岡県)
5位 糸原 健斗 JX-ENEOS 内野手 (島根県)
6位 福永 春吾 徳島インディゴソックス 投手 (大阪府)
7位 長坂 拳弥 東北福祉大 捕手 (群馬県)
8位 藤谷 洸介 パナソニック 投手 (山口県)
昨日、私が応援する阪神タイガースがドラフト会議で
指名した選手一覧です。
球団としては満足した結果だそうですが、ファンとしては
「暗黒時代の再来」を予兆する結果です。
まず一番多い声は「大山はすばらしい選手だが、
なぜ投手を獲りに行かなかったのか?」という
疑問の声です。
事実、1位指名の選手が読み上げられる中、全球団で
一番どよめき、溜息、ブーイングなどのざわつき音が
でたのが大山指名の時でした。
今年のドラフト会議は投手豊作の年と言われていて
大学BIG3、高校四天王と言われる7人がプロの打者も
抑えられると報道されていました。しかし、それらを
スルーして大山内野手を指名したのは、阪神タイガースの
野手レベルが低いところにあります。
防御率リーグ2位ながら、打率、本塁打はリーグワースト、
強打者は喉から手がでるほど欲しい状況です。
ドラフト候補は投手が豊作に対し、阪神は野手を欲するという
需要と供給のミスマッチ、こんな時どうすればいいのでしょう?
私が球団であればドラフト候補の質の高い投手をまず
選択します。人間は機械ではないので、オーダーメイドの
商品は手に入りません。獲得できる選手の中から良い選手を
選択すべきです。
具体的には、他球団と競合しても、田中、佐々木、寺島などの
投手を指名して、ダメだったら大山指名でよかったと思います。
もうひとつ気になるのは指名する選手の出身地の偏りです。
古くは、古田、最近ではダルビッシュ、田中将大、山田、中村、
巨人の坂本など阪神のお膝元で生まれ育った選手が他球団で
球界を代表する活躍をしているのに、阪神は関東や九州の
出身者を重点的に指名します。
久万オーナー就任以降はスカウトの派閥を解体して、
関東九州出身選手の獲得は減ったと伝えられていますが
今年も半分は関東・九州出身者です。
本当に超変革をする気なら、来年は関東・九州出身者を
新人選択選手リストに記載しないくらいの覚悟を見せてほしい
ものです。
「超変革」を掲げて一定の成果をあげた金本タイガースですが
選手だけではなく、スカウトやフロントも超変革で世代交代
させるべきではないでしょうか?
2016年10月20日木曜日
深夜アニメの自由と判断
昨日「萌え」キャラクターについて語った中で
アニメに関しては表現の幅が広いので、エロもグロも
ありますが、それと「萌えキャラ」を一緒にするのは
どうかと思います。
と言いましたが、この件について少しお話しします。
1990年代にはいりテレビ東京は他の民放局と同じ
立場にレベルアップするため多くの改革を行いました。
そのひとつが平日夕方6時台のアニメ番組制作です。
動画コストのかかる部分を人件費の安いアジアに発注する
ことでコストダウン、さらに角川書店、キングレコード
などのスボンサー兼制作協力のサポートでアニメを
量産し、1995年「新世紀エヴァンゲリオン」を
成功させます。
「新世紀エヴァンゲリオン」はエロ・グロい場面が多く
結局最終話は本来の作品を放映できませんでした。
逆にこれで作品価値があがり、劇場作品化されます。
成長戦略を成功させたテレビ東京は、夕方に放送していた
アニメ枠を夜7時台と23時以降の深夜枠に振り替えます。
家族で楽しむアニメ、個人で楽しむアニメの振り分け
です。これによって深夜アニメは規制が緩和されて
表現豊かな作品が増え話題を呼びます。
1998年文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した
「Serial experiments lain」はその象徴的な作品です。
この傾向は放送枠がなく深夜アニメを放送していた
毎日放送などにもあてはまり、2000年を過ぎると
深夜時間の多くでアニメが放送されるようになりました。
「規制が緩和され」とは言いましたが、正確には
緩和されたわけでなく、少々エロ・グロでもクレームが
はいらなくなったのです。
その例が「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」で、
2014年1月サンテレビで22時30分から放送したところ、
BPOからクレームがはいり、2月以降は26時からの放送に
変更されています。
wikiによると
「中高生が視聴しやすい時間帯の放送であるにもかかわらず、
女子高生が自慰行為に耽るなどの性的描写や失禁シーンが
放送内容に含まれていたことで、BPOへ苦情が寄せられたため」
とあり、深夜ならエロOKという風潮だったのです。
作品の作り手が自由に作ることができ、日本のアニメーションが
発達した要因でもあるのですが、常にこの空気で作ってしまうから
昨日触れた「駅乃みちか」さんのようになってしまうのです。
芸術作品において自由に作れる風潮はとても大切です。
しかし、それを一般的なものに置き換える時はそれでよいのか
ジャッジすることも大切です。
また深夜アニメにおいて、現在は社会的な事件などの影響で
放送を中止する事例は普通にありますが、それができなく
なることのないように、自由が度を越さないように
これからも見極めていただけるようお願いします。
アニメに関しては表現の幅が広いので、エロもグロも
ありますが、それと「萌えキャラ」を一緒にするのは
どうかと思います。
と言いましたが、この件について少しお話しします。
1990年代にはいりテレビ東京は他の民放局と同じ
立場にレベルアップするため多くの改革を行いました。
そのひとつが平日夕方6時台のアニメ番組制作です。
動画コストのかかる部分を人件費の安いアジアに発注する
ことでコストダウン、さらに角川書店、キングレコード
などのスボンサー兼制作協力のサポートでアニメを
量産し、1995年「新世紀エヴァンゲリオン」を
成功させます。
「新世紀エヴァンゲリオン」はエロ・グロい場面が多く
結局最終話は本来の作品を放映できませんでした。
逆にこれで作品価値があがり、劇場作品化されます。
成長戦略を成功させたテレビ東京は、夕方に放送していた
アニメ枠を夜7時台と23時以降の深夜枠に振り替えます。
家族で楽しむアニメ、個人で楽しむアニメの振り分け
です。これによって深夜アニメは規制が緩和されて
表現豊かな作品が増え話題を呼びます。
1998年文化庁メディア芸術祭優秀賞を受賞した
「Serial experiments lain」はその象徴的な作品です。
この傾向は放送枠がなく深夜アニメを放送していた
毎日放送などにもあてはまり、2000年を過ぎると
深夜時間の多くでアニメが放送されるようになりました。
「規制が緩和され」とは言いましたが、正確には
緩和されたわけでなく、少々エロ・グロでもクレームが
はいらなくなったのです。
その例が「最近、妹のようすがちょっとおかしいんだが。」で、
2014年1月サンテレビで22時30分から放送したところ、
BPOからクレームがはいり、2月以降は26時からの放送に
変更されています。
wikiによると
「中高生が視聴しやすい時間帯の放送であるにもかかわらず、
女子高生が自慰行為に耽るなどの性的描写や失禁シーンが
放送内容に含まれていたことで、BPOへ苦情が寄せられたため」
とあり、深夜ならエロOKという風潮だったのです。
作品の作り手が自由に作ることができ、日本のアニメーションが
発達した要因でもあるのですが、常にこの空気で作ってしまうから
昨日触れた「駅乃みちか」さんのようになってしまうのです。
芸術作品において自由に作れる風潮はとても大切です。
しかし、それを一般的なものに置き換える時はそれでよいのか
ジャッジすることも大切です。
また深夜アニメにおいて、現在は社会的な事件などの影響で
放送を中止する事例は普通にありますが、それができなく
なることのないように、自由が度を越さないように
これからも見極めていただけるようお願いします。
2016年10月19日水曜日
海外から評価され国内から罵声を浴びる萌えキャラ
東京メトロのキャラクター「駅乃みちか」さんを萌えキャラに
したところ大きな問題になり急遽デザインが修正されました。
左が修正前、右が修正後です。
早い話スカートが透けて下着が見えるようなデザインが
問題になりそれを修正したのです。
私からするとこの表情もなんとかしてほしかったところです。
オリジナルを忠実に再現したつもりかもしれませんが
萌えキャラの基本はかわいらしさであり、エロティックとは
一線を画しています。
アニメに関しては表現の幅が広いので、エロもグロも
ありますが、それと「萌えキャラ」を一緒にするのは
どうかと思います。
逆に志摩市公認キャラクター「碧志摩(あおしま)メグ」が
「女性蔑視」と問題となったことは残念です。
こちらは修正することなく志摩市非公認キャラクターとして
現在も存続しています。
確かに胸は少し強調されていています。実際の海女さんは
高齢化しているのでこんな若い人はいません。
しかし海に潜る職業柄、脚は露わになり、体のラインも
普通より出てしまうのも海女さんとしては普通です。
加えて、碧志摩メグに関しては表情も明るく「萌えキャラ」
としては申し分ありません。
観光PRだけではなく、「海女」という職業のイメージがかわり、
新しい担い手が増えるかもしれません。
事実、理解している人がいるから、修正や廃止ではなく
非公認キャラクターとして存続しているようです。
これは昭和32年の伊勢志摩観光ポスターだそうですが
こっちのほうが確実にエロティックです。
もっともこの時代、伊勢志摩近海の島の多くは売春を
していたので、その時代のイメージにはぴったりだったの
かもしれませんが・・・。
いずれにしろ、マンガやアニメとは違いこういった
「萌え」キャラクターはある一定の枠の範囲を越えないことが
条件です。
それは作る側も、作らせる側も理解すべきです。
海外から評価され国内から罵声を浴びる萌えキャラが
不憫でなりません。
2016年10月18日火曜日
東京オリンピックにおける「レガシー」ということば
さきほどIOCのバッハ会長が小池都知事と会見し、
テレビで生中継されました。
内容は想像通りのものでしたが、聞いてて気になったのは
「レガシー」ということばです。
ニュースなどで「レガシー=遺産」と表示されますが
具体的にはどういうことなのでしょうか?
アテネオリンピックの会場はオリンピック閉会後一度も
競技場が使われることがなく、廃墟となっています。
このようなことのないように、立派な競技場をつくって
オリンピックが終わってもその競技の日本の聖地として
残していこうというものです。
もっと具体的にいうと高校野球球児の聖地が「甲子園」
であるように、様々なスポーツの「甲子園」を東京に
つくるということです。
ただでも「東京一極集中」が問題となり「地方創生相」まで
創設されているのに、まだまだ「一極集中」をさせようと
しているのです。
もちろん「オリンピック」というビッグイベントですから、
立派な競技場は必用だと思います。しかしすべての
競技に於いて「レガシー」を求めるのはどうなのでしょうか?
つくった施設がアテネのような廃墟になることは東京では
ありません。国も違えば都市も違います。
国もJOCも、そこを踏まえて「レガシー」ということばを
使ってほしいものです。
テレビで生中継されました。
内容は想像通りのものでしたが、聞いてて気になったのは
「レガシー」ということばです。
ニュースなどで「レガシー=遺産」と表示されますが
具体的にはどういうことなのでしょうか?
アテネオリンピックの会場はオリンピック閉会後一度も
競技場が使われることがなく、廃墟となっています。
このようなことのないように、立派な競技場をつくって
オリンピックが終わってもその競技の日本の聖地として
残していこうというものです。
もっと具体的にいうと高校野球球児の聖地が「甲子園」
であるように、様々なスポーツの「甲子園」を東京に
つくるということです。
ただでも「東京一極集中」が問題となり「地方創生相」まで
創設されているのに、まだまだ「一極集中」をさせようと
しているのです。
もちろん「オリンピック」というビッグイベントですから、
立派な競技場は必用だと思います。しかしすべての
競技に於いて「レガシー」を求めるのはどうなのでしょうか?
つくった施設がアテネのような廃墟になることは東京では
ありません。国も違えば都市も違います。
国もJOCも、そこを踏まえて「レガシー」ということばを
使ってほしいものです。
2016年10月17日月曜日
小池都知事はメディアの使い方が上手いが、メディアが小池都知事の思惑についていけない悲劇
今月は気候が穏やかで、天気の良い日も多く
画像が主流になっています。
だからといって、言いたいことがたまっている
わけでもありませんが、今話題の小池都知事の
ことでも呟きますか。。。
お昼のテレビ番組の半分近くは小池都知事の話題です。
その中で3つの話題について思うことを言ってみます。
まずは、築地市場移転問題で豊洲の移転予定地の
地下空間大気中から国の指針の7倍の水銀が検出
されました。今から半世紀前もの問題が、まさか現代に
でてくるとは私も思いませんでした。それでも橋下徹氏は
豊洲の地下水は飲めると言い切れるのでしょうか?
次に知事の報酬半減の件です。
これにより都議会議員の報酬が知事より上回ることになり
「それはやり過ぎ、都議会議員も給与を減らさないといけない
空気になり、かわいそう」とある番組で言ってました。
この考え方は間違いです。
報酬半減をした小池都知事の狙いは、これを実行することにより
都民だけでなく国民に都知事や都議会議員はこれだけの
報酬を受けているという情報を伝えることだったのです。
本当に都知事の報酬を減らすなら、大阪のように退職金をカット
すればよいだけの話です。
「都知事の報酬が少なくなれば、優秀な人材が集まらない」と言う
時代遅れのバカもいるようですが、今回はそういう話ではないのです。
最後に東京オリンピックのボート競技会場をどこにするかの
話題です。
これも前件同様、メディアを利用し、オリンピックではどれくらいの
費用がかかるのかを都民に知ってもらう情報発信をしているのです。
一番理想的なシナリオは宮城、埼玉に移転した場合こうなるという
話題を毎日のように発信して、最終的に増額前の予算での
東京開催です。しかしそうなると、なぜそんなに簡単に予算を
上げたり下げたりできるのか、叩かれるのは必至です。
落としどころとしては、安倍総理の言う「復興五輪」の象徴としての
宮城県長沼開催となりそうな気がします。
ただ、単に予算を下げるためにそうするわけではないのです。
小池都知事はもともとメディアから政界にはいっただけあり
他の政治家よりもメディアの使い方が上手いと思います。
ただ残念なのは、メディアがまだ小池都知事の思惑に
気づかないところです。
画像が主流になっています。
だからといって、言いたいことがたまっている
わけでもありませんが、今話題の小池都知事の
ことでも呟きますか。。。
お昼のテレビ番組の半分近くは小池都知事の話題です。
その中で3つの話題について思うことを言ってみます。
まずは、築地市場移転問題で豊洲の移転予定地の
地下空間大気中から国の指針の7倍の水銀が検出
されました。今から半世紀前もの問題が、まさか現代に
でてくるとは私も思いませんでした。それでも橋下徹氏は
豊洲の地下水は飲めると言い切れるのでしょうか?
次に知事の報酬半減の件です。
これにより都議会議員の報酬が知事より上回ることになり
「それはやり過ぎ、都議会議員も給与を減らさないといけない
空気になり、かわいそう」とある番組で言ってました。
この考え方は間違いです。
報酬半減をした小池都知事の狙いは、これを実行することにより
都民だけでなく国民に都知事や都議会議員はこれだけの
報酬を受けているという情報を伝えることだったのです。
本当に都知事の報酬を減らすなら、大阪のように退職金をカット
すればよいだけの話です。
「都知事の報酬が少なくなれば、優秀な人材が集まらない」と言う
時代遅れのバカもいるようですが、今回はそういう話ではないのです。
最後に東京オリンピックのボート競技会場をどこにするかの
話題です。
これも前件同様、メディアを利用し、オリンピックではどれくらいの
費用がかかるのかを都民に知ってもらう情報発信をしているのです。
一番理想的なシナリオは宮城、埼玉に移転した場合こうなるという
話題を毎日のように発信して、最終的に増額前の予算での
東京開催です。しかしそうなると、なぜそんなに簡単に予算を
上げたり下げたりできるのか、叩かれるのは必至です。
落としどころとしては、安倍総理の言う「復興五輪」の象徴としての
宮城県長沼開催となりそうな気がします。
ただ、単に予算を下げるためにそうするわけではないのです。
小池都知事はもともとメディアから政界にはいっただけあり
他の政治家よりもメディアの使い方が上手いと思います。
ただ残念なのは、メディアがまだ小池都知事の思惑に
気づかないところです。
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